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横浜市大の留学生2人、進級英語試験で替え玉
横浜市立大(横浜市金沢区)で今年3月に実施された英語能力試験で、
国際総合科学部2年の中国人の男性留学生2人が、それぞれ別の知人に依頼し、
替え玉受験させていたことがわかった。
横浜市大は、2人を停学2か月と戒告の処分とした。同学部では、500点以上
取ることを2年から3年への進級条件としているが、昨年度は学年全体の
2割にあたる約150人が留年し、学生から「厳しい」との声も出ていた。
横浜市大によると、試験は、TOEFLの過去問題で構成し、団体内部の
評価用に使われるITPテストで、3月29日に行われた。2人の得点が、
普段の英語の成績と比べ、著しく高いため、不審に思った担当教授が
2人に問いただしたところ、替え玉受験を認めた。試験では、試験官の教員が
学生証の写真で本人確認をしていたが、別人であることを見抜けなかった。
2人は面識はあるが、親しい関係ではなく、いずれも「替え玉を依頼した
知人は学外で知り合った。得点を取る自信がなかった」と話しているといい、
謝礼金の支払いは否定している。2人のうち、1人は以前に別の問題で
停学処分を受けていた。今回の問題を受けて、同試験では試験官を2人から3人に増員した。
TOEFLは、英語を母国語としない人々の英語力を測るテストとして、米国で開発された。
国際総合科学部は、同テスト500点か英検準1級取得を進級条件としている。
(2008年11月29日 読売新聞)
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