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中国が強殺手配の男、神奈川県警が不法残留容疑で逮捕・送還へ
中国公安当局が国際刑事警察機構(ICPO)を通じて強盗殺人容疑で
国際手配していた河南省出身の男(35)を、神奈川県警が入管難民法違反
(不法残留)容疑で逮捕していることが、捜査関係者の話で分かった。
県警は4日午後にも男の身柄を入管当局に引き渡す。男は来週中にも
強制送還され、中国捜査当局に逮捕される見通し。
警察当局によると、重大事件の容疑者の身柄を中国側に引き渡すのは異例という。
両国の犯罪捜査協力を巡っては、2007年12月に締結された「日中刑事共助条約」
が今年11月23日に発効。今回は対象にされなかったが、今後、捜査協力の
進展が期待されている。
捜査関係者によると、男は05年夏頃、研修目的で入国し、神奈川県の
工場などで働いていたが、今年8月頃にビザの期限が切れた後も滞在していた疑い。
国際手配の容疑は00年8月、中国・河南省の民家に押し入って住民を殺害し、
現金5000元(現在の為替レートで約7万円相当)を奪った事件に関与したというもの。
中国側から容疑者名などの情報提供を受けた警察当局は、勤務先などの
割り出しを進め、神奈川県警が11月26日、東京都八王子市の潜伏先で男を逮捕した。
(2008年12月4日14時33分 読売新聞)
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