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偽造100円硬貨 鑑定28枚すべて「偽」 玉島で使用の男「中国で入手」
硬貨はいずれも「昭和６３年」と刻印。中には自動販売機の判別機能を通過するものもあった。
全体に精巧に偽造されているものの、本物よりもやや軽く、表面に傷があり、文字や模様の
鮮明さと光沢を欠く上、彫りがやや浅いなどの特徴があった。 陳容疑者は１８日、岡山地裁に
起訴され、玉島署などの調べに対し当初は「偽造硬貨とは知らずに使った」と否認していたが、
その後供述を一転させ「中国国内で、路上で売人から買った」と容疑を認めた。同国内に
大規模な偽造集団がある可能性が高いという。 同署などによると、陳容疑者は１８日
午後２時ごろ、倉敷市玉島乙島の薬局で、２回にわたって、偽造した１００円硬貨３７枚を
使い、胃薬やハンドクリームなどの商品（約３７００円）を購入した疑い。 中国籍の
船員陳墨墨容疑者（４２）が１０月、偽造通貨行使の疑いで逮捕され、１００円硬貨約
１３０枚が押収された事件で、財務省は１８日、硬貨２８枚を鑑定した結果、すべて
偽造だったと発表した。
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