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【外信コラム】ソウルからヨボセヨ ノーベル賞大作戦
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
日本のノーベル賞ラッシュに恐らく内心穏やかではない御仁が韓国にいる。最高学府
ソウル大学の李長茂総長だ。2年前の総長選で、2015年までにソウル大からノーベル
賞受賞者を輩出できるよう支援を強化すると公約したからだ。
李総長は先日開かれた開校62周年記念式でも、「日本などはすでに何人ものノーベル
賞受賞者を出しているのに、われわれにできないことはない」と発破をかけた。世界から
最高の頭脳をもつ教授らを招聘(しょうへい)するなど「ソウル大ノーベル賞プロジェクト」
を展開するそうだ。
英紙タイムズ系の教育専門紙が先ごろ発表した今年の「世界大学ランキング」によれば、
東京大19位、京都大25位、大阪大44位。ソウル大は50位に甘んじたが、25年までに
世界10大大学になるという目標も掲げている。
15人がノーベル賞を受賞している日本に対し、韓国はノーベル平和賞の金大中元大
統領のみだ。科学分野での受賞者はまだ1人もいない。世界13位の経済規模を誇る
韓国が「ノーベル賞コンプレックス」を感じないはずがない。
韓国の場合、優秀な人材は就職率が高い文系や医大に集まり、理工系を避ける傾向
がある。政府の支援も十分ではない。そして、せっかちな国民性のせいか、コツコツと
地道に研究を積むことが苦手にもみえる。この国民性がいちばんの元凶かもしれない。