09/12/13 00:56:07 ZN+OeJhV
借金を返済できなかった女子大生を風俗店で働かせ、売春を強要していたヤミ金業者が警察に摘発された。業者は問題の女子大生と
その父親に、「死」という極端な選択をさせていたことが分かった。
昨年11月28日、京畿道平沢市内の貯水池の近くで、イさん(当時52 歳)が首をつって死んでいるのが発見された。イさんの大学生の娘
(当時23歳)が、自宅で首を絞められて死んでいるのが発見されてから三日後のことだった。遺族は警察の調べに対し、「娘が借金を返済
できなかったため、父親とケンカが絶えなかった」と話した。
娘は2007年3月、インターネット・ショッピングモールを開設するため、友人のカンさん(24)とともに、ヤミ金業者のキム容疑者(31)から
300万ウォン(現在のレートで約23万円、以下同じ)ずつ借りた。先払いの利子50万ウォン(約3万8000円)を除き、90日間に毎日4万ウォン
(約 3000円)ずつ、360万ウォン(約27万円)を返済する(年利345%)という条件だった。
だが、イさんが借金をきちんと返せなかったため、キム容疑者らは負債額を500万ウォン(約38万円)に増やした上で、100日間に毎日
6万ウォン(約4500円)ずつ、計600万ウォン(約45万円)を返済させるようにした。債務者が返済できない利子を元金に上乗せして再び融資
するという手法だった。融資するたびに先払いの利子や手数料を支払わなければならない上、利率も上がるため、元金は雪だるま式に
膨らむことになる。
イさんの借金は1年間で1500万ウォン(約113万円)にまで膨れ上がった。キム容疑者らはイさんとカンさんに対し、「風俗店で働いて
金を返さなかったら家族にばらすぞ」と脅した。