04/11/19 11:30:09 tERfsJI4
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窃盗犯はカラス 波照間で観光客の財布“失敬”
竹富町波照間島で10日午前、「日本最南端の碑」を訪れていた観光客の女性(30)の財布が、
目を離した一瞬のすきに自転車のかごからこつぜんと消えた。
通報を受け、駐在所の伊藤竜之巡査部長(28)が現場に急行したが、見晴らしのいい高台にもかかわらず不審者の姿はなく、
目撃者も皆無。迷宮入りかと思われたが、現場の状況にピンときた伊藤巡査部長の機転で事件は異例のスピード解決となった。
「もしや」と思った伊藤巡査部長が、持っていたパンを碑の上に置くと、空から舞い降りてきた黒い影が瞬く間にそれを奪い去った。
その正体はカラス。4、5羽の集団が近くのアダン林に羽を休めたため、辺りを捜索したところ、盗まれた赤い財布を発見した。
現金が取られていなかったことから“真犯人”はカラスと断定した。
現場周辺は観光客が残した食べ物ほしさにカラスが集まるようになったという。財布に現金は残っており、カラスも今回はあてがはずれたよう。
「きっと1か所に物を集めているはずだと思い追いかけた。カラスも人間と変わらないですね」とにっこり。
犯行に及んだカラスの特定は難しいため「看板を作って注意を促すほかない」と伊藤巡査部長。
女性は「警察や民宿の人にずいぶんお世話になった。カラスも私がお金がないと思い、財布を返したのでしょう」と話した。