04/09/22 14:11:29
だいぶ前の朝日新聞からのコピペだが、
↓
日産のロケット工場は2棟あり、同じ敷地内の通路をへだてて一方が防衛庁ロケット、
一方がISASロケットを組み立てている。
受注口は分かれている。設計も1課はISAS向けで2課が防衛庁向けだ。しかし、研究
課は1本であり、初期のロケットは同じ時期に、同じ形、同じ推薬、同じ日産川越実験
場で開発研究を進めた。両者は一つの母体から生まれた兄弟なのだ。
防衛ロケット工場には制服の自衛官が常駐している。「いいえ、ISASの方は、のぞい
たこともありません」と、神経を使っていた。
自衛隊に重苦しい孤立感があったように防衛ロケットの工場でも、一方では先導性を
誇りながら、他方では「あまり兵器、兵器といわれたくない」という声があった。このこと
は、あとで書く。
・・・・・・・・・・・・・・『連載. 兵器と産業』より・・・・・・・