04/08/06 18:00
降雨観測衛星の停止を延期 米航空宇宙局
7月に運用停止になる計画だった日米共同の熱帯降雨観測衛星(TRMM)について、米航空宇宙局(NAS
A)は米東部時間5日(日本時間6日)、今年末まで運用を継続すると発表した。TRMMの観測データを使っ
ている米海洋大気局(NOAA)からの要請に応え、今年の台風シーズンをカバーするためとしている。
TRMMは、降雨の様子を三次元で観測できるレーダーを搭載しており、日本気象学会なども観測継続を求め
ていた。1997年にH2ロケットで打ち上げられ、設計寿命の3年間を過ぎても順調に観測を続行。しかし、
運用を担当するNASAが経費などを理由に、7月での運用停止を宇宙航空研究開発機構に提案、同機構も同意
していた。(共同通信)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)