06/10/18 16:35:01 z/TFIsn00
>>288
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
「統計数値を根拠に、最近になって犯罪が増えているというのは一種の錯覚。
例えば犯罪の認知件数は被害者が届けるかどうか、警察が面倒くさがらずに受け付けるかどうかで増減する」
「犯罪件数は氷山と一緒で、全体の大きさは変わらなくても(警察や人々が)水位を上下させることで、
水面に出ている部分が大きく見えたり小さく見えたりする」
田村秀〔しげる〕(新潟大学大学院助教授)著
『データの罠―世論はこうしてつくられる』(集英社新書、2006年9月20日刊)【1】
マスコミが報道する世論調査のデータは信用できない。巷には危うい情報が跋扈している。
本書『データの罠』のカバー裏にこう記されている。《巷にはデータが溢れている。
「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…
新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。
そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。
しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだろうか。
実は、かなり危ういデータが跋扈(ばっこ)しているのである。
本書は、さまざまなデータを検証することで、データの罠を見抜き、
それらに振り回されない“正しい”情報の読みとり方-データリテラシーを提案する。》
ここに本書の狙いがある。
URLリンク(www.pluto.dti.ne.jp)