22/01/05 00:33:52.68 eVGHl9Ng.net
>>343
それで、例えば、ぼくは、こういう議論が、
「意味のない言葉の解釈上の問題」だと、思うんだ。
実は、ぼくが昔、森田の本を読んでいた頃、
どうして森田では「事実本位」はあっても、
行動の際の指針になりそうな「目的本位」という言葉がないのだろう?、と、
大いに疑問な時期があった。
それが、長谷川洋三氏の本に「目的本位」という表現が出てきて、
ほら、やっぱり、同じことを考える人がいたんだ、と、
ピッタリくるよい言葉だ、と、意を強くしたことがある。
ちなみにその後、治ってからは、そんなことを考えることはなくなった。
それで、重要なのは、あなたにとって、
「目的本位」と「事実本位」は、それぞれどのような意味があり、
どう関わってくるのだろう?、ということだ。
両者の間で、実行結果や、治りに、どのような違いがあったのか?、
そこが抜けた状況で、
ただ「事実本位」は、正馬時代からのオリジナルだから、正しい、
いっぽう「目的本位」は、ただの森田理論の造語にすぎない、
また鈴木先生も貶してたから、間違い、
そんな言葉の当否や、定義を、今更論じても、不毛な議論だと思うよ。
大切なのは、自分の問題として、自分の言葉で、考えることじゃないかな?