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異才発掘プロジェクト:できる子を支援 東大と日本財団
突出した才能で学校になじめない子供10人公募
東京大先端科学技術研究センターと日本財団が、突出した才能を持ちながら学校になじめない小中学生を支援し、
社会をリードする人材に育て上げる「異才発掘プロジェクト」を始動させる。全国から約10人を公募で選び、一流の
講師による授業を実施。教育界に風穴を開ける試みだ。
プロジェクトは、知能が高すぎて授業をつまらないと感じたり、同級生や教師との会話が成り立たなかったりして、
不登校になりがちな子をターゲットに、長所を伸ばす手助けをする。
発明家のエジソンは学校になじめず自宅で母親が教えたといい、英米では突出した能力の持ち主を「ギフテッド」と
呼び、特別な教育プログラムを提供するのが一般的という。一方、日本の特別支援教育には「できる」子に配慮した
ものがないのが実情だ。
プロジェクト責任者の中邑賢龍(なかむら・けんりゅう)・同センター教授(人間支援工学)は「個性が強すぎて教育
現場から締め出されてしまうような子にチャンスを与えたい。突出した能力が将来のイノベーションにつながる」と話す。
カリキュラムは月1、2回ずつ、同センターの教授や、芸術、スポーツなど各界のトップランナーによる授業、農業や
工作などの実習にも取り組んでもらう。
年内にもスタートし、5年間の計画だ。
参加受け付けは9月1?7日。原則小学3年?中学3年が対象。書類と面接で選抜する。授業料などは無料。
問い合わせは同プロジェクトのメール(rocket@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp)へ。【鈴木敦子】