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■米外交官らへの「謎の攻撃」、マイクロ波兵器か / AFP通信 2018年9月3日
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【9月3日 AFP】キューバと中国に駐在していた米外交官とその家族ら計30人以上が「謎の病」を訴えた問題で、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は2日、非通常兵器で
ある「マイクロ波兵器」による攻撃との疑いが強まっていると報じた。
被害者らは、ホテルや自宅の部屋で強烈な高音を聞いた後、吐き気や激しい頭痛、倦怠(けんたい)感、めまい、睡眠障害、難聴などの症状が表れたと証言している。
キューバで症状を呈した21人を診察した医療チームが今年3月に米国医師会雑誌(JAMA)に発表した研究論文に、マイクロ波兵器への言及はない。だが論文の主執筆者である米ペンシル
ベニア大学(University of Pennsylvania)脳損傷・修復センターのダグラス・スミス(Douglas Smith)所長はニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、現時点ではマイクロ波兵器に
よるものという見方が主流となっており、同医療チームは外交官らが脳損傷を受けたとの確信を強めていると明かしたという。