18/08/03 18:51:41.32 BvMUnpyn.net
>>183
視覚WMがWMの範囲で測られるようになったのはWISC4からだね
WAIS3の時点ではあくまでその分野を測る検査は
知覚統合や処理速度中に含まれている
というか知覚統合という概念自体が
漠然と複雑な非言語的思考処理全般を指していた時代が長く
WISC4からその内容の細分化と再整理を図っているという方が正しいかもしれない
それと同時に思考するため一時的に前頭前野に情報を留めておくこと全般を
ワーキングメモリと定義したときに
WMが機能していないとできないことが多岐にわたるってことがわかってきた
WMは単に言語情報を書き付けるメモ帳ではなくものの形を模写したり
凹凸の手触りを元に立体工作したりその他いろんなことをする作業スペースである
ということがわかってきたんだね
でもWAIS3ではまだそういう知見を反映していないので
知覚統合や処理速度を見ないとそういう能力がわからないんだ