17/11/06 10:38:52.65 C399foX/.net
>>707
何故アスペルガーが淘汰されなかったかについて、当人の俺がマジレスする。
個体進化の理論なら、コミュニケーション能力に劣るアスペルガーはどんどん減るはずだし、
人類が発生してから現代までコミュニケーション重要度が程度の差はあるが低い社会はなかった。
(牙も爪もない人類の最高の武器は、言語と技術継承が可能な社会だった)。たぶん、個体進化モデルは違うと思う。
「種」としての進化なら理解可能だ。これは、今の進化論者の間では主流派だが、個体ごとの最適性が淘汰によって選別されるのではなく
「種」を対象に淘汰圧力がかかっているということ。例えば、群れの仲間に危険を知らせるために鳴くスズメは、個体としては最適な対応をしていないが
こういうスズメがいないと、共通する遺伝子が残る確率が低下する(群れの中の遺伝子共有度は高い)。
アスペルガーというのはこのスズメみたいな役割があるのだと思う。みんなが「そうだそうだ、やってしまえ!」っていう時でも
空気を読まずに「うん?それは変じゃない」と言ったりする役割だ。同調圧力が国家単位の滅亡をもたらした前例は
歴史上にいくらでもあるし、そういう時に疑義を挟むのは、よほど賢い人間かアスペルガーだと思う。
また、革新的な視点を与える役割もあると思う。
(そういえば、今はカタルーニャの独立が話題になっているが、どう考えても不可能な独立が多数決で可決されてしまった例を考えると
同調圧力にかかった多くの人々がキチガイだ、とも言うことが出来る)。
確かに、アスペルガーは社会不適応で職に就けない人間が多いと思う。個人で見れば圧倒的に劣等だ。
でも、アインシュタインやヴィトゲンシュタインみたいな人とは違った視点を持つ人間も生み出しやすい。
9割くらいは単なる不適応だけど、社会全体で見たら、アスペルガーも必要だと言えるのではないか、と俺は思う。
(淘汰の話が出てきたので付け加えるけど、「進化」は99.9%は奇形にしかならない。遺伝子のコピーミスだからね。
でも進化が不必要なものだとは言えないだろう)