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レイプ被害者総合スレッド - 暇つぶし2ch40:優しい名無しさん
16/03/23 09:45:43.82 ErcKCj2y.net
性暴力の実相(1)後遺症 抑えられぬ不安、混乱
2015/08/29付 西日本新聞朝刊
小学3年の長女の帰宅が遅れると、心配で、居ても立ってもいられなかった。
洗濯などを放り出し、何度も学校に電話した。「娘が帰ってきていません」「何時に帰ったか確認してください」。家を飛び出し、校区内を車で走り回った。緊張して、過呼吸で病院に運ばれたことは一度や二度ではない。
北部九州に住む女性(43)は約10年前を振り返る。娘が小学3年に上がるころになって、不安に歯止めが利かなくなり、そんな状態が1年は続いた。
原因は、自身が子どものころに受けた「性暴力」。被害時とわが子の年齢が重なったとき、心的外傷後ストレス障害(PTSD)で恐怖がよみがえり、娘に同じことが起こらないかと、強烈な不安にさいなまれた。
夕闇迫る塾からの帰り道。「遊園地はどこ」。そう尋ねてきた男に、小学3年だった女性は右手首をぐっとつかまれた。「声を出したら殺す」。近くで同級生たちが不思議そうにこちらを見ていた。
「助けて」の声が出ない。ビニールハウスの脇に連れて行かれ、襲われた。「死にたくない」と思った。
警察官数人が駆け付け、男を取り押さえた。その足音を聞いたとき、「助かる」と安堵(あんど)すると同時に「恥をさらしている」と感じたという。
心と体に「異変」が起きたのは、それから。ひどい頭痛に悩まされ、薬を飲み続けた。「私に非があったのでは」と自分を責め、中学生になって体つきが女性らしくなると鏡を見られなくなった。眉毛を延々とむしることもあった。
成人してからも、両手が腫れ上がるまで部屋の壁を殴ることがあった。酒や買い物に依存したこともある。結婚して夫のサポートを受けて症状が出る頻度は減ったが、時折、事件が脳裏をよぎり、パニックになった。
関西に住む30代のマリさん=仮名=は高校2年の春、見知らぬ男に襲われた。被害後も通った学校では、次第に勉強が手につかなくなった。
約1年後、公園で大量服薬して自殺未遂をした。マリさんは「当時、事件の記憶が抜け落ちていた」という。思い出したのは、入院した精神科病院で治療を受けているときだった。


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