15/08/22 22:24:30.33 qF0ZkOLp.net
おれは、小学生のころは、せいぜい、「勉強しない、やればできるのにもったいない」程度の認識しか、
担任の先生、教師にもたれていなかったとおもう、IQも、親に報告すらなかったんで、たいしたことはなかったはず
ADHD児童の見本のような問題児としては、目立っていたかもしれない
だけど、中学生になって、学業成績でトップに位置するようになった
同時に、記憶力が相当高いこともわかった、自覚できたというべきか
さらに2年くらいからうけた東京都地域での進学模擬試験でも、いつもベスト10以内に名前が載っていた
あいかわらず、学校はきらい、勉強しない、宿題もやらない、やる気のない中学生だった
学校がおわるとそのままゲーセンに直行、で、なぜか、帰りには駅前の大きな書店で
いろいろな分野の本をパラパラめくり、ときにはよみふけることもあったんだが
だけど、学力テストは、なにも勉強もしていないのに、3年間、学年で5番以下になることはなかった
あるとき、教室であそんでいたおれのところに、他のクラスの男子生徒がやってきて
「君が、(おれの名前)くんかあ、よろしく!」などと、なにやら、挨拶に来た
なにかとおもっていたら、クラスの友だちが、彼の名前をおしえてくれた
どうやら、おれについで学年2番の成績の生徒だったらしい
彼は、医者の息子で、後年、慶応大学の医学部に現役合格した
ところで、一年生のときの最初の学力テストで学年2番になり、担任の教師が、
「うちのクラスでは、(おれだけ)が学年2位という成績で孤軍奮闘しているが、
ほかには20番以内にはいっているものがおらず、なさけない」などといっていた
おれは、成績が好成績だったことには、あまり関心がなかった
むしろ、いつも試験のときに、見事なまとめのノートをつくって勉強していた隣の席の男子生徒くんや、
小学生のときに、すでにヘルマン・ヘッセの「車輪の下」をよんだことがあるという女子生徒、
英語の教科書の文章をノートの左半分をつかって書写して、右側に単語や文法事項を書き入れ、
訳をまでつくって予習していた女の子や、それ以外にも、おれより、当然、勉強ができるとおもっていた
生徒たちは、いったい、どうしちゃったんだろうと、意外さにおどろいていたというのが、当時の記憶かな