15/07/18 19:17:57.60 2bcCSUsK.net
理解ある粉砕処方を書いてくれる医者と、この処方箋を快く引き受
けてくれる薬局に巡り会えることが条件とはなりますが、
粉砕処方は原理がわかれば難しくありません。制約事項は、全量が
0.5錠単位(半錠鋏利用可)であること。粉砕処方自動巻き取り機の
設定可能分割数の最大値が90分割(1分割単位)であること。
の2つのみです。
1例として、メイラックス0.05mg、60回分(60日分)の粉砕処方箋の
正規の記載内容を示すと、「メイラックス錠1mg(粉砕)
0.1錠 分ニ(朝、夕) 30日分」となります。
この処方内容の実際は、
「メイラックス全量3mgを60分割して、1包0.05mgを60包」
となります。
この処方内容の実際は、
「メイラックス全量3mgを60分割して、1包0.05mgを60包」
となります。
ここでポイントは、処方箋の上限日数が30日であることから、
便宜上、1日2回服用としていることです。これを可能とする、
専門用語が、「分ニ」です。必要に応じて、「分三(朝昼夕)」
「 分四(朝昼夕寝る前)」とすることで、実質の処方日数を、
最大120日分まで増やすことが出来ます。
ただし、巻き取り機の制約から、1回90包が上限なので、120包の
場合には、60包×2回の巻き取り作業が必要になるので、薬局の
手間が2倍になるということを念頭に置くこも必要です。
また、薬局の負担を軽減するためにも、出来れば、午前中処方箋を
薬局に持って行き、夕方取りに行くくらいの心遣いも必要です。