15/11/18 12:27:07.01 nTRoW6vf.net
なお、上の
「URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)」
に関しては以下の部分も興味深いので引用。
なお、上も下記もそうなのだが、意味の変わらない範囲で引用者で文章を改編してある(例→い抜き言葉にする、平仮名を漢字にする、など)。
組体操が「危険」な理由―大人でも許されない高所の無防備作業 ▽組体操リスク(2)
内田良 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授 2014年5月23日 7時31分配信
URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)
運動会本番がやってくる―学校現場の倒錯した教育観
この週末、各地の小学校で、運動会が開催される。5月に入ってYouTube上で「小学校の朝礼がスゴすぎる!」と一躍話題になった女金八先生こと香葉村真由美氏は、2010年6月の講演会で、組体操について次のように語っている。
5年生は運動会で組体操をします。「こんなのできない。無理だ!」と言ってはことごとく失敗しました。(略) 結局練習では一度も成功しませんでした。
運動会の当日、10人タワーの皆は、呪文のように「できる」「できる」と言い始めました。そして1段目が立つ。2段目が立つ。よろよろしながら、ついに3段目が立ったのです!
2010年6月14日(月)女金八先生 香葉村真由美氏 講演会
※参考動画
三段タワー他(2013年5月25日、運動会での6年生による組体操)―「練習では8塔あるタワーのてっぺんが全部立てなかったそうですが、こちらも本番では見事に決めて観客から拍手…」
成功してよかった、本当に。でも、ここで立ち止まって考えてほしい。
練習では、一度も成功していない。落下や崩壊のリスクを抱えたまま、本番のプレッシャーのもと無理やり競技を実行させる。リスク管理の発想からすれば、安定的に実行できるようになってはじめて、成功のプレッシャーがかかる本番を迎えるべきである。
にもかかわらず、このような無謀な事態が、平然と美談として語られてしまう。
雨が降ろうが、風が吹こうが、練習で一度も成功していなくても、練習中に重傷事故が起きても、一年前に重傷事故があったとしても、
<<運動会で成功させることが最大の目的>> だから、
組体操はなんとしてでも最後の本番までやり遂げられる。ここに学校現場の、倒錯した教育観がある。