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【緊急提言】組体操は,やめたほうがよい。子どものためにも,そして先生のためにも。▽組体操リスク(1) 内田良 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授 URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)
「負傷」の事故ではなく「障害」の事故である。即ち完治しなかったという事である。いずれも,タワーやピラミッドがぐらついたり崩れるという中で起きた事故である。
先述の通り、学習指導要領にそもそも記載されてない種目を実施して事故が起きた時の問題がある。またその他にも、そもそも組体操は、そこまでのリスクを冒して、いったい何を目指しているのかという事も考えなければならない
組体操が「危険」な理由―大人でも許されない高所の無防備作業▽組体操リスク(2) bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20140523-00035592/
大人が2m以上の所で仕事をする時には、ここまで厳しい管理が事業者に要請される。一方で、子供達が組体操という高所での教育活動に従事する時には、学校側には何の管理も求められない。
組体操には、「囲い」もなければ、「手すり」も「覆い」も「防網」もない。上段に位置する子供達は、掴まる所も何もない状況で、組体操という高所作業に取り組んでる。
例えるなら,高さが3~5mのグラグラする脚立の天板に,子供が何の安全策もないまま上るという事である。大人の労働の世界ではあってはならない事が、子供の教育の世界で繰り広げられてるのである。
10段の組体操 崩壊の瞬間と衝撃 ―2人の生徒 教師に抱えられて退場▽組体操リスク(13)bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20150930-00049999/
■周りに教員を配置しても効果なし
組体操は学習指導要領に記載がない種目である。負傷事故は小中高で年間8561件(2013年度)起きてる。負傷部位は他の競技種目と比べて頭部や体幹部(特に部と腰部)といった身体の中心部分・重要部分が多い(詳しくは拙著『教育という病』第1章「巨大化する組体操」)。
わざわざやらなくてもよい種目で事故が起きている。そしてそれらの事実が明らかになった今日においても多くの学校が巨大組体操を続行してる。
先生達は「ピラミッドの周りに教員を配置して安全を確保している」と決まり文句のヨウに言う。しかしどんなに先生を増やしても巨大ピラミッドの重さは1グラムも軽くならない。巨大組体操で、痛い思い、苦しい思いをするのは、先生達ではない。子供達だ