15/02/14 08:11:48.89 1wx+tIZ+.net
上記の論考は参考になるが、ひとつだけ言いたいことは、
レセプターをD2だけに限定していることだ。今使われているのは
ほとんど、非定型抗精神病薬で、それは、ドーパミン遮断と同時に
セロトニン遮断も行う。それを踏まえて考察しないと、対局を誤ることになる。
統合失調症のような症状はアルコールやアンフェタミンなどでも生じるのであり、
アルコール中毒はGABAに作用して、せん妄や幻聴含む、幻覚やそれに伴う
精神病性障害を伴うことから、ドーパミン仮説だけでは説明できない。
もちろん、精神病性障害=統合失調症の陽性症状とした場合だが。
だが、継続療法から維持療法への移行は脳内の作用機序の
変異から、治療におけるパラダイムシフトが必要なことは、今後検討していかなければ
ならないのかもしれない?