05/12/01 20:58:54 .net
こういった Apple の姿勢に対し、当然コミュニティー側からは非難の声が
上がっている(ML でも定期的に出てくる話題のようです)訳ですが、Apple
の Project Goal を見れば分かる通り、Apple は OS としての Darwin を *
BSD や Linux Distribution と伍してゆくためのプロダクトとは考えておらず
(勿論そういった役割を担っているのは MacOSX 及び X Server)、Apple か
ら公開されているソースをどのように料理して楽しむかはコミュニティー次第
である、という結論になっているようです。この辺りについては OpenDarwin
hackes ML の <we were opensource, once> で始まるスレッドや、Discuss ML
の <Apple's Darwin comittment> で始まるスレッドを読んでおくと良いでしょ
う。Jordan K. Hubbard 氏(FreeBSD の創始者、現 Apple 社員)の投稿もあ
り、興味深いものになっています。
URLリンク(www.opendarwin.org)
URLリンク(www.opendarwin.org)
また、現在は休刊している BSD Magazine (すごく残念、復刊してくれない
かな~)では「Darwin をハックする!」という連載があり、筆者である H 氏
の新しい OS に対する期待感と、Apple の姿勢についてのいらだちが微妙に交
錯する文章が初期の Darwin コミュニティーのふいんきを伝えています(そし
て焼肉で爆発してる…)。バックナンバーの DVD が出ていた筈なので、興味
のある方は Amazon を漁って見ると良いかも。