【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】at UNIX【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト596:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 相手を打ちのめす言葉で世界を作り替えて行く、戦争に勝つには相手の口を奪うしかない。 だがそれは同時に自分の足場を危うくするかも知れない。 僕は積木を相手に不利なように積んでいく、交代制のゲームを思いだした。 「まあね。それでは僕は出発しようと思う。僕が殺した奥さんによろしく言っといてくれ」 やつはいきなり立ち上がった。「なんだと、お前が殺した…」 僕は棚に女のヒトの写真があるのに気がついて、にやりとした。 男はしばらく震えていたが、気が触れたように笑いだした。 「ハハハッ、ばかな、それは俺が独身だと知っての皮肉かい? まあいい、ジョークは大好きだ」 男はワインを注ぎ、よこした。 「これにはどういう毒を入れたのかい?」 つかの間、沈黙が続いた。 「ひとの親切に対する皮肉は大嫌いだ! さっさと帰れ!」 やつにはもともと愛情というものがなかったのだ! 僕は恐ろしさのあまり、震えていた。 怒りが自然に沸いてくるというのに。 お願いです。僕を見捨てないで下さい、外へ追い出さないで下さい。 僕は口を塞ぐなにかを感じた。俺は負けたんだ。涙があふれた。 男は無言で僕を見おろしていた。 その顔には冷たい笑みがあらわれていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch