【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】at UNIX【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト595:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 「お前はその醜い顏で私を詮索していたのだな。そうか、その頭でなフフ」 僕に恐怖と怒りがとり憑いたのが感じられた。 「その通りだ。高きから見物していたよ。お前は旅人が泣くのを楽しんでいるようだったね。 部屋の中でくすくす笑っていただろう。だが僕は旅人に焚き火と食料を与えた。 彼らはいまに出世して、お前を捕えにくるぞ」 胸がかあっと熱くなるのを感じた。皮肉が、他人に効果を及ぼしたのだ。 男は歯を食いしばりテーブルを叩きつけた。 「そうですとも。彼らは再びわが家にお越しになりましたよ。 ハハハ、皆、道に迷って戻ってきてしまったのさ。 お前のはからいは奴等を苦しめることになったのだろう。 意識がはっきりしてきたと思ったら、俺がまだそこにいるんだからな」 男は勝ち誇って笑った、だが油断はしなかった。 僕の力を抜いているなにかを感じた。 やつの皮肉、いや、自分が放った皮肉によって苦しまされる。 「どうやってもこの森からは抜け出せんよ。お前もここに戻ってくるんだろうな」 また恐怖が襲った。もはやただの皮肉とは思えない。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch