【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】at UNIX【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト258:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 私にはどうする事も出来ない話だが、心臓の鼓動の一喜一憂を気にしながら、 冷や汗を拭いながらその場をそろりと後にした。血の気が引く思いだった。 深夜の病院の廊下を歩いていると、ガラスで中を覗く事は出来るが、明かりが ともっていないので様子をうかがう事ができない場所もある。 見た所、そこはMRI室の様子だ。 ふらふらと歩いてそうした部屋が何に使われているのかを見ようとしていると、 出入り口の様な場所に出くわした。 大きな病院ではあちこちに出入り口があるのだろう。あまり明るくないその場所を 見回っていると、横に小さなドアが設置されている。取っ手の所に霊安室への通路 と書いてある。どうやら霊安室というものはこの病院では他の建物にある様子だ。 「ああ、ここから行くんだ」 ふと言葉が出た。恐らく他の人ならあまり近寄らないのだろう、ましてや深夜になど 行かないだろうが、私はそう恐くはなかった。 ある意味、人生というものの縮図のようなものが病院で見られた、という気持ちで いたのである。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch