【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】at UNIX【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト257:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 時折、手術室に設置してある心電図計の中の一台の波形に乱れが生じて、波形がマイナス 方向に大きく触れ、機械がアラーム音を鳴らして赤いランプが点滅しているのが分かった。 遠くから波形を見ていると心電図の波形が明らかに途切れ途切れなのがわかる。リズミ カルな波形をしておらず、一定でない。どこかの病室と無線LANで繋がっている のだろうが、心電図がいよいよ変になるとそれと呼応してアラーム音も周期が 早くなり、ポーン、ポーンからポンポンポンと如何にも緊急事態が迫っているというリズム になるのである。 「おい、だいじょうぶかよ」 私は独りつぶやき、周りを見回したが人が見当たらない。当直の人はいるのだろうが 私一人というのは心細い。 私はこれを見て血の気が引くというか、何とも言えない気持ちになった。という のも私が心電図計と似ている機械であるオシロスコープを使う場合、対象は電子機器 などの”機械”を対象としているからである。 心電図計が人の命に直結している事を考えると、今まで機械を相手に波形を見ていた 私にとっては冷や汗が出てくる思いがするのである。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch