【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】at UNIX【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト129:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 「はい、確認終了。あなたの行き先は、こちらです。」 検査官は、そういって俺に一枚の紙片を手渡してくれた。 「ここに行って、次の目的地を聞いて下さい。途中、いろんな連中と出会うでしょうが、相手をしない方が良いですよ。 最近は、怪しげな連中も増えましたから。」 「今みたいな連中?」 「ええ。他にもいろいろと。…物騒な世の中になりました。」 ふと検査官は寂しげな表情を浮かべたが、すぐに笑みを取り戻すと、俺の背中を押した。 「さあ、行きなさい。ここで足止めをさせるわけには行きません。あなたにも私にも、お互いの職務があります。 御無事を祈ってますよ。」 俺はこの、どこまでも職務に忠実な検査官に、もう一度会いたいと思った。そのことを正直に伝えると 「そうですね。あなたは見たところ、メールのようですから、おそらくまた会えるでしょう。 お気をつけて。いまなら道も空いています。」 こうして俺はようやく老人のいう「外部」へと足を踏み出した。 130:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net とにかく先を急ごう。 さっきの検査官の言葉では、どうも俺が一番最後らしい。 しかし、分かっているのは次の目的地だけというのが、俺を不安にさせる。 とその時、向こうからパケットがやって来た。 「怪しげな連中?」 俺は身 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch