NG NG.net
かつて芥川龍之介も「蜘蛛の糸」という Webに溺れた青年と
1本のイエローケーブルを題材にした名作を残したが
我らUNIX屋も次世代に残る長短編を残そうではありませんか
過去の名作文庫(前スレ)
IP パケット - はるかなる旅
スレリンク(unix板)
UNIXにまつわる創作、ノンフィクション、
論文を発表するスレッドです
リレー作成、解説、批評なんでもあり
2:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
前スレが一杯なので立てちゃいました。
なお、タイトルと説明は前スレ979のうひひさんによるものです。
3:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>1乙
4:オコジョ砲
NG NG.net
>>1 乙!
はてはて~勝手に主砲の弾にされてしまったわけだが
漏れ様は一体どこの敵にあたるのだろう…
つーかしっぽに詰まったパケットは一体何が入ってるのだろう?
何も教えられることなく発射されてしまったよ
ん?あ、なんか2と書いてあるぞ!
5:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
超糞スレ
6:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>4
そしてこれから,ガンダーラへ旅立つがごとく
0.0.3.232 に向けて長い旅に出るのですな。
お達者で~。
7:おーい でてこーい(風)
NG NG.net
すさまじい SYN flood の攻撃の後, blackhole が発見された。
>>1はおそるおそる ping を打ってみたが何も返ってこなかった。
>>1がノードを切り離そうとしたとき,利権屋がやってきた。
「私にそのノードを下さい。管理費用はこちらで負担します。」
利権屋は各社に売り込みをかけた。ゴミパケットを捨てるのに最適です,と。
皆,そこにパケットを捨てに来た。
外務省や防衛庁からは情報公開できないパケットを捨てに来た。
リアル厨房は親バレしたエロ画像を捨てながら MX の成果を自慢し合った。
携帯各社は始末に負えない spam を流し込んだ。
そのノードはどんどんパケットを飲み込んだ。
/dev/null に捨てられているのか,よっぽど容量が大きいのではないかと思われた。
捨てたいものは何でも引き受けてくれた。ネットワークの混雑は
少しは緩和され,いくらか状況はましになってきたように見えた。
ある日,blackhole から ping が飛んできた。
しかし,>>1は退職してしまっていたので誰も気づかなかった。
…うまくいかないけど,誰か改良よろしく。
8:うひひ
NG NG.net
結局コレんなったのですか
>>1
お手数かけました。
官能にチャレンジしてぇなぁ(うひひ
9:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
あなたは、自分のデータを責めたことがありますか? 君たちは?
・・・ねぇよ
それは嘘だ。顔が嘘だと言ってる。ちなみに俺はあります。吐き気がす
るほどあります。
俺も...君たちも...望んでこう生まれたわけではないのに、世界
中飛び回ってるパケットだ。そのことはいい。
問題はこのデータがあるが故に何が引き起こされたかとう事。
たいていはひどく悲しい事ばかりだ
------
「またウィルスかよ~」
10:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
1さんおつー
スレリンク(unix板:110-111番)
ザージー
あーザー竜飛3から道産子5へザザー、弾着ビッ修正願いますザー
増せひとふたまるビガ
送レ
ブチッ
11:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>10
道産子5より竜飛3へっ
我攻撃不能、我攻撃不能!
ダダダ
わぁぁぁーっ
タタタン、タタタタタ
ホイチョイ?
アウ-
ルークパンチャム?
サモハン?
アー
ブチッ
12:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
前スレが敵の手に堕ちますた
13:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
コンコンコン
「こんな夜中にどなたですか?」
道に迷った者ですが道を教えていただけないでしょうか?
「どこいくつもりだい?」
comと言うところです
「ほぉ~この家を通って1番目の道だ、きーつけてな」
ありがとうございます
お礼にこのTTLを1つ…
14:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ドンドンドンドンドンッ!
「こんな夜中になんだよ!?」
この家を通らないと行けないんだよ、通しやがれ!
「どちら様で?」
あぁん?なんだと!、135番様だ、さっさと開けやがれ!
「ではこちらの入り口よりどうぞ」
ったく、世話焼かせやがって
ガチャッ
ん?「Drop」
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
15:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
敵はウイソ板の連中ってことでよろしいか?
16:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
関係ないけど
void main(void){
while(1){
printf("1");
}
return;
}
を、
リダイレクトしたら、数秒で12MB逝ってびびった
17:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>16
ほんと関係ない。どっかいって。
18:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ラビ、MSの言っているとおり、Windows.net だけでインターネットを構築することができるでしょうか?」
「できる。だが、その代わり、別なネットワークを構築せねばならんだろうな」
19:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>7
星新一だっけ?
20:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
|
|∀・)ダレモイナイ・・・スンスンスルナライマノウチ・・・
(・∀・)スンスンスーン♪
( ゚д゚)ハッ!
21:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
おーいでてこい、かな?
22:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ageとけ
23:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ふっふっふっ
俺様が通った跡は大量のデータが溢れ出す
草木も生えないほどの荒地にしてやるぜ
なんでも飲みこんでガリガリと削り尽くすぜ
あったかいパケットは大好物さ
寒いところが苦手だけどな
24:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
スレタイが海老爺かとおもいますた。
25:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>24
<はらみか>1chヲチャハケーソ<めはらみか>
26:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
red magic V6を真賀田四季に開発してもらいだたいです。
27:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
timeに致命的なバグがあるようなOSは使いたくありませんが(笑)
28:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>27
それはv4 v6では直っているはず。
29:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
しかしイタイスレタイトルだな。
30:うひひ
NG NG.net
>>29
少林ハッカーが耳に付いてしまってな(うひ
31:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
こ、このまったりとした舌ざわり
もちもちとした歯ざわり
なんという夢のようなパケットだ
これは一体なんだ料理長!?
「IPv6の蕨餅包みキャビア和えです」
ほほー、いったいどのようにしてこんな食材を…
「今日朝一番に大手町にて絞めた鮮度の完璧なものです
周りのソースはIPv4です、絡めてお召し上がりください」
うむ、うまいぞ、これぞ究極の味だ!
「残念なことにIPv4はもうそろそろ食べられなくなってしまいます」
なんだと?!こんなにうまいものがか?
「はい、数が少なくなってしまい、大手町での捕獲量は厳しい状態だそうです」
32:大腹海山
NG NG.net
至高のパケットはまだか!
33:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ふ、冗談言っちゃ困るぜ。ipv4が無くなる?」
「誰だお前は」
「どこかの大学のおやじに吹き込まれたかしらねーが、
ipv6,ipv6聞いてあきれるぜ」
「しかし未来はipv6にあるのだぞ」
「ipv4も養殖方法次第でなんとでもなる。
ipv6のように豊富に存在する天然物と違い、ipv4は
もはや養殖は避けられそうにないが、養殖だからといって
技術次第でまだまだ十分いける。それどころか
半永久的に主役にし続けることもできるんだぜ」
34:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
カタカタカタ。私はいつものように攻撃を開始した。
「ふ。管理者との知恵比べだな。」
$ cat > a.c
#in(略
^D
$ gcc a.c
$ ./a.out
ファイル名が長すぎます。
$
「コノヤロウ。」私はつぶやいた。
$ cat > a.c
#in(略
^D
$ gcc a.c
$ ./a.out
Segmentation fault (core dumped)
$
クソッ。
こんな強固なシステムは初めてだ。
35:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
$ cc < a.c
#in...
^D
$ ./a.out
Segmentation Fault
(Why?)
$ which cc
/usr/bin/cc
$ file /usr/bin/cc
/usr/bin/cc: shell script text executable
(Whats?)
$ cat /usr/bin/cc
#!/bin/sh
# Fucking! Suck your mother!
cp /usr/local/for_cracker/itteyoshi ./a.out
36:35
NG NG.net
しまった。間違いだらけだ。。。
鬱駄氏脳。。。
37:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
なんか赴きが変ってしまったね。
スレタイで失敗したかも。
38:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
$ find / -user root -perm -4000 > aaa
$ less aaa
/usr/bin/passwd
...(略
/usr/bin/.rootshell
$
「ふ。私の勝利だ。」
$ /usr/bin/.rootshell
$
「ん?」
$ id
uid=13214(hoge) gid=513(hogehoge)
$
「にょ?」
$ file /usr/bin/.rootshell
/usr/bin/.rootshell: shell script text executable
「ぴよ?」
$ cat /usr/bin/.rootshell
#!/bin/sh
# Fucking! Suck your mother!
finger > /tmp/tmptmptmp
mail admin@siraneeyo.ne.jp < /tmp/tmptmptmp
rm /tmp/tmptmptmp
$
39:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>38
「にゅ」が抜けているような気が。気のせいか。
40:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「IP四郎!愚か者め、そんなことではいつまでたっても究極のパケットは出せんぞ」
なんだと!そんなことを言い切れる理由を言ってみろ!!
「ふっ、おまえは大人のP2Pを理解してないからだ、ただのIPだけではこの世は渡れないことに気づけ
さっさと、この場から立ち退け。お前のようなでき損ないの駄パケットはフラグメントされてしまえ!」
41:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
IP四郎ワラタ
42:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
今日の挑戦者は!!!Ip六三郎
そして!材料は「音声!」
いかに、料理するのか、いかに飾るのか料理人の腕の見せ所!
さぁ制限時間は36000
今ここに伝説の…以下略
43:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
BSD入門の心得
スレリンク(unix板)
BSD入門の心得 1.0.0
・質問は霞ヶ関でも通用するような完璧な形式に。
・過去ログは紀元前までさかのぼって完全に調べる事。
・新機能ができても細部にこだわってできるだけリリースしない。
・初心者を見たらできる限り冷酷に排除。
・一日三回食後必ずLinuxをあざ笑う事。
44:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
お願いダスっ!にゃんこしぇんしぇー、教えてくださいダスっ
よーしだいじゃえもーん
はるばる大手町にきたおぬしに、とっておきの技を教えるぞな
cat > hoge.txt
適当なファイル名を指定し、何か打ち込んでC-d押すといいのだぞ
終わったらcat hoge.txtで確認するぞなもし
さっそくやってみれ、だいじゃえもーん
はいっ!にゃんこしぇんしぇー
cat > /dev/null
hogehoge
fugafuga
C-d
cat /dev/null
うう…にゃにも、にゃにも出ないのだす
ううどちてどちてこんなことに…
たちけてキクたん…(j_j)
45:8080
NG NG.net
>>14
ドンドンドンッ!
HTTPだ
だぁぁぁぁれぇぇぇぇぇ?
HTTPだ、80を開けろ
だっ、だぁぁぁぁれぇぇぇぇぇ?
HTTPだ、80を開けろっ
えいちてぃてぃぴぃぃぃぃぃ?
そうだ、だから80を開けろっ!
えいちてぃてぃぴぃぃはここじゃないよおぉぉぉぉぉ
46:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
スレタイ失敗だこりゃ。
47:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
素直に part2 で立て直さない?
なんかかなりがっかりです。
48:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
でも、幅広いUNIX系な話が出来ると思ったのだが…いがいとみんな疲れきったのかな?
がんがれ!
パケットは永遠なり!
49:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>48
残念ながらパケットにはTTLがあります。
50:名無しさん@Emacs
NG NG.net
子供:
ucbvax おじいちゃん最近見掛けないんだけど...
母親:
そうねそういば...
prep おじいちゃんはまだ矍鑠としてらっしゃるのにねぇ...
どうなさったのかしら???
51:名無しさん@Emacs
NG NG.net
たばこ屋の御婆ちゃん:
ぼうや、CSRG 村はもうつぶれたんじゃ。
ビルはサン・マイクロたら言うところでええ暮らししとるようじゃし、
カークたちゃ、あそこよりゃ、もぉちょっと便利のええフリーBSD村
やらネットBSD村の方で仕事しとるようじゃし。。。
だれが面倒みとるんかのぉ。。。
52:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ツトムか?」
53:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
S. な や
G. に ま
I. や じ
ら き
ゆ て
か
し
54:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
>>53
いいねぇ
なんか、こーいうのもアリなのですな!!
55:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>1 は何を勘違いしてスレタイを変えたのか?
56:55
NG NG.net
あ、>>2 に言い訳がしてあった。ゴメソ
57:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「
58:お前はもう、死んでいる」 「な、なんだとう!それでも倒したつもりか!おまえはただ・・・」 「経絡秘孔のひとつ『大手町』を突いた。 大手町は日本の全ての経絡が集まる急所だ お前はもうすぐ何も見えず何もできなくなって死ぬ」 「そんな・・そんなばかな! も、漏れはまだにちゃんねるを・・・」 --- 「おい、なんかインターネットつかえなくなったぞ。日本中そうらしいぞ」 「しょがねーな、IMODEだけはまだ使えるらしいぞ」 こうして世紀末、ドコモが世界を支配する事となった。
59:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「経絡秘孔のひとつ、『新宿』を突いた!
きさまのパケットは意思と無関係に太平洋に進む!!」
60:名無しさん@Emacs
NG NG.net
前スレ前半の高尚な文を読んでない者が大半と思われるので、
スレを立てなおしてもムダだと思われ。
61:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
前スレが高尚かどうかはともかく、駄目だ駄目だと言い続けると本当に駄目になるので
黙っとけ。
62:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
な か オ
く っ ク
こ て タ
か く ン
な れ を
ろ
と
63:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
タ あ リ
イ つ ナ
タ め ク
ニ て ス
ク は を
や
し
64:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
逝 五 ユ
っ 七 ニ
て 五 板
ヨ だ も
シ よ
スレリンク(unix板)l50
65:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ば あ E
っ つ T
く め H
ぼ て E
| ふ R
ん と を
し
66:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
s 突 /
p っ d
a 込 e
m み v
野 た /
郎 い n
よ u
l
l
に
67:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
s 突 /
p っ d
a 込 e
m み v
野 た /
郎 い n
よ u
l
l
に
68:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
習 グ 名
慣 グ 刺
で っ 見
す て て
み
る
の
が
69:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>66
ズレ具合に味があって(・∀・)イイ!
70:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
い 目 太
ま 指 平
い し 洋
ず た
こ パ
ケ
ッ
ト
71:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
お じ T
し ん T
え せ L
て い
よ の
い
み
72:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
リ あ T
| な C
マ た P
ン は
の も
は
ん
73:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
竿 と 赤
の ま と
先 っ ん
て ぼ
い
る
よ
74:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ここはいつから俳句スレになったんだ(藁
75:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
かすかなるおうとう
いちめんのぱけつと
76:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
文豪をはくーすると、それはCP/Mだった。
夜の底が白くなった。
(UNIXじゃないや。)
77:名無システムさん
NG NG.net
面白いので、ずっとROMってました。
パケットに叫ばせるのもあり?(藁
こんな感じで。
スレリンク(jisaku板:-100番)
78:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
我輩は猫である 調でやってみれ
79:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
親の心子知らずとはよく云つたものである。
親は子を生み出すが、子は親のことを省みず自分が世界の
中心であるかのやふに振舞う。
しかし、ひとつだけ念頭に置いておくべきことがある。
その親とて自身の生みの親のことなどを考えずに気ままに
生きているのである。
80:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
そして天子は語りき。
Linuxは確かに秘儀参入の神殿である。
そして確かに墓でもある。
81:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
おお~いいかんじー
昔に戻ったようだ(w
82:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
未確認だが、 >>78 は原文まま だろうか。
よく見付けてきたな。
83:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
いちめんのぱけつと
のーどのおしゃべり
いちめんのぱけつと
84:うひひ
NG NG.net
替え歌の替え歌なのでココでいいかなぁ?
URLリンク(www.c3-net.ne.jp)
UNIX占いの歌
Linux! Mac OS X! *BSD*! solaris! HP-UX! AIX! NEWS! UniOS!
8組のUNIXを選ぶとしたら君ならどれが好き~。
「AIX!」
AIX好きは自分に素直
思った事を隠せない、でも
理想と現実だいぶ違うから
夢から覚めなさい
「HP-UX!」
HP-UX好きは少しお利口さん
AIX好きより少しはお利口
それでもまだまだ 夢見がちだから
大人になりなさい
「solaris!」
solaris好きはだいぶお利口
AIX好きよりいくらかCOOL
そこまで現実わかっているなら
もう一頑張りで~す
「じゃあ*BSD*!」
*BSD*好きは正解に近い
もっとも限りなく正解に近い
でもFreeではないBSDもあるので
油断は禁物でぇす
「UNIXチョイスのセンスでその後の人生は大きく左右されます。
まるでUIとOSFのように・・・」
「Mac OS X !」
Mac OS X 好きは中途半端
好みとしては中途半端
「なくてもいいけど ちょっとはあった方が・・」
そんなの微妙過ぎ~
「Linux!」
Linux好きは卑屈過ぎます
自分に自信がない証拠です
UNIXは決して怖くなぁ~い
勇気を持ってくださ~い
「じゃぁ~」
NEWS! 好きとUniOS! 好きは
古ければいいってもんじゃない事を
肝に命じておいてくださーい!
開発の敵ですよ~
色んなUNIX見てきたけれど
最後に私がいいたい事は
UNIXをKernelだけで判断するのは
良くない事ですよー!
ラ-ララ-ラ-ラララ-ラ-
ラ-ララ-ラ-ラララ-ラ-
85:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>83
禿げしくスレ違い。替え歌スレに逝ってください。
86:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>84かもしれんが、正直Mac OS Xあたりで爆笑した
87:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>85
me too
88:名無しさん@お腹いっぱい。
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吾輩はパケットである。ペイロードはまだ無い。
えーと…
既出かどうか調べようと前スレを見たらdat落ち。うーむ。
89:現役NE
NG NG.net
我輩はケーブルである。名前はまだない。どこで生まれたのかとんと見当もつ
かぬ。ものごころついた時には薄暗い箱の中の中にいた。我輩はここで初めて
人間と言うものを見た。人間は我輩をつかむと何やら平べったい黒い箱につな
いだ。後で知ったことだが、この箱はすいっちんぐはぶと言うらしい。このハ
ブは、やにわに猛烈な勢いでパケットを吐きだし初めた。このパケットが我輩
の中をかけ回り我輩は目が回り胸が悪くなった。
「やっぱり駄目だ。これカテゴリー5じゃないよ」
夢見ごこちでこの声を聞いたと思うと、人間は我輩をまた箱に入れた。
次に気がつくと我輩は、ぶろどばんるうたなるものにつながれた。このるうた
氏の吐くパケットは先のものと違い、我輩には心地よい速度であったが、この
男妙になれなれしく、
「君はこのパケットがなんだか知ってるか?これはスケベストリーミングと言っ
てな。我々の仕事は大半がこれだと思っておればよい」
などと始終話しかけてくる。どうかすると話に夢中になるあまり、我輩の差し
出すパケットをこぼしたりする。これを注意すると
「こうどれっどのひとつやふたつ落したってどうってことはない。我々の主人
はそんなものが送られていることすら知らないんだからね」
などと豪気なことを言う。
「ぜんたい、人間と言うものは勝手なものさ。これを送れば送ったで『今日は
妙に回線の具合が悪い』と不平ばかり言っている」
我輩の主人は教師だそうだ。学校から帰ると始終書斎にこもり、スケベストリー
ミングとこうどれっどの送信受信に励んでいる。家のものはこれを見て大変な
勉強家だと思っている。ある日、やにわに妻君が顔をのぞかせると画面が一瞬
に切りかわり、我輩の見た覚えのないページが表示された。るうた氏によると、
これは「ぱにっくきー」なる機能で、その作用と目的については我々ネットワー
ク機器には到底理解の及ばぬものであるらしい。
かと思うと、ある日、突然画面に見なれぬメッセージが表示されこれもまた
「ぱにっくきー」かと思うと、今度は主人も驚愕の顔をして凍りついている。
ちょっとのぞいて見ると「このパソコンはコードレッドに感染しています。至
急次のURLを…」主人は「ハッカーのいたづらかな」とつぶやくと、何食わぬ
顔でパソコンを再起動すると、またいつものとおりのパケットを生産し続ける。
90:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>88
感動しますた
91:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>88
ウマー!(゜∀゜)
やはり、こうでなくては!
92:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
これ前スレからのコピペじゃん…
93:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
やっぱり言わざるをえない。
「うひひのスレ立てはクソ(ウンコ)」
94:1
NG NG.net
漏れはうひひではないのだが…。
95:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ぐだぐだいってねーでパケット飛ばせ!
パケも積もれば文章に…
96:適当解説。
NG NG.net
~書きたいけどよく分からない人への簡単な説明~
パケット…我らがスレッドの主人公。細切りにされて送信されてるデータのこと。(だっけ?)
ヘッダ…いろいろあるがパケットの属性や送信先、送信元が明記されているパケットの身分証(だよね?)
ルータ…ネットワークの中継所みたいなもん。クライアントとかから出たパケットはここでいろんな洗礼を受ける。(でいいや)
ファイアウォール…クラックなどを防ぐネットワーク間の検問か関所みたいなもの。(かな?)
プロトコル…言語みたいなもの、送受信側事に異なると英語と日本語で会話するみたいになる。パケットにも人種みたいなのがいるということ。(みたいな感じ。)
間違ってたら、たたき直してくださいな。
97:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
とりあえず、文学作品を読むことからだね
それと、プロトコルを理解してないと書けません
98:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
RFC自体が立派な文学だと思うのだが。
99:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>96
というか通信の話がメインだったら板違いだよな。
100:95
NG NG.net
ちょっと失礼・・。
詳しく解説しようと一覧作ろうとしたんだが、いきなり強敵が。
HELLOプロトコルってなんなんだ・・・。(゚∀゚ ;)
101:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ん?
URLリンク(www.google.co.jp)
102:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>99
Hello Project の間違いでない?
103:95
NG NG.net
>>100
サンX。
やっぱ、英文しか見つからないか…。
しかし、なんとか理解した。
代表的なルーティングプロトコルの一種で、
ルータ間でネットワーク上の変更を検出するのに利用される。
ルーティング情報の送信間隔は15秒周期である。
この4倍の1分が経過してもHELLOが到達しない場合、そのルータとネットワークは接続解除されていると報告する。
HELLOが管理できるノードは300secでパケットが到達できる範囲に限られている。
そして、コレを越えると管理は行われない。
HELLOもまた、ディスタンスベクタ型IGPsの一つである。
なんだか「生存確認の定時連絡。」とか、そんな感じなのか…?
104:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
もうだめぽ
105:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
とりあえず、前スレから名作をピックアップしてコピペしよ
そうすりゃまた作者が寄ってくる
106:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>104
つまらんこというなや。
あらすぞ、ヽ(`Д´)ノゴルァ
107:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>105
大いに荒らしてくれ。
少しはスレが盛り上がるだろうよ。
108:105
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノトンネルを抜けるとそこはルーターだった。
109:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
トンネルを抜けるとそこは社内 LAN だった (VPN)
110:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
もう少し根気良く、、、汗
111:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノ完璧なプロトコルなど存在しない、完璧な絶望が
ヽ(`Д´)ノ存在しないようにね。
ヽ(`Д´)ノ僕が若い頃に偶然出会ったUNIXエンジニアはそう語った。
ヽ(`Д´)ノ僕がこの話を本当に理解できるようになったのは
ヽ(`Д´)ノそれから随分先のことだった。
112:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
落ちない鯖などない、まだ落ちていないと言うのであれば
早急にログを調べなさい、ハッカー達が運用してるに違いない
113:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノトンネルを抜けるとそこは接続待ちキューだった
114:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>112
旧ソ連みてぇだなあ、おい
115:名無しさん@Emacs
NG NG.net
知事を辞めて、チョビーリ暇になったあの人が、
自ずからの在職時代の発言も振り返りながら、
オープンソースな時代の雰囲気を切り取り描いた問題作。
「なんとなく、リナックス。」 近日公開か!?
116:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノ「うちのHTTPリクエストはちゃんと処理されているのかしら?」
「わかりません」とApacheは正直に言った。
「私にだってわからないわ。きちんと説明して頂戴」
彼女はいかにも不快そうに顔をしかめた。
たしかに彼女が言う事のほうが筋が通っていた。
頭取は自席の柔らかい椅子に座ったまま、天井を眺めていた。
いったい何をどう対応すれば終わる事ができるのか見当もつかなかった。
Apacheにはわからないことがいっぱいある。
「十分間、負荷テストをして欲しいの」唐突に女が言った。
僕は人の声色の記憶にはかなり自信を持っている。それは
知らない声だった。「失礼ですが、どちらにおかけですか?」
と僕は礼儀正しく尋ねてみた。
「あなたにかけているのよ。十分でいいからhttperfを回して欲しいの。
そうすればお互いよくわかりあうことができるわ」と女は言った。
低くやわらかく、とらえどころのない声だ。
「わかりあえる?」
「品質がよ」
「悪いけど、今PHPインタプリタをforkしてるんです。あとでかけなおして
くれませんか?」
「PHP?」、女はあきれたような声を出した。「リクエストのたび
インタプリタのためにforkしているの?」
「あなたには関係ないことでしょう。何日に何をexecしようが僕の勝手だ」、
僕はちょっとむっとして言った。
117:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノ「HTTPクロニクル」大好評連載中!
118:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>115
イイな。おととい読み返したばかりだ。
かわはぎボリスきぼぬ。
119:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
昨年の夏にシステムは初めてスラッシングを起した。広大な平原の
ウサギのように増殖するプロセスの激しいスラッシングだった。
それは行く手のかたちあるCPU時間を残らず使い切り、片端から
プロセスを空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。
そして勢いをひとつまみもゆるめることなくネットワークを吹きわたり、
NFSクライアントを無慈悲に落とし、DBのインスタンスを気の毒な一群の
接続ごと無条件に殺しつくし、警告メールを不幸な管理者の携帯に
送り続ける砂漠の砂嵐となって、どこかのエキゾチックなサーバ群を
まるごとひとつ砂に埋もれさせてしまった。
みごとに記念碑的な厨房シェルスクリプトだった。
スラッシングを起こしたスクリプトを書いた相手は管理者より17歳年上で、
NTを使っていた。さらにつけ加えるなら、上司だった。
それがすべてのものごとが始まったスクリプトであり、
(ほとんど)一瞬で退職を決意させたスクリプトだった。
120:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
春樹いいなぁ。
121:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ピッチャー第1パケットなげたぁ!
おおっと、SSHだ!ハッカー空振り
第2パケット投げた!
おーっとまたまたSSHだ!!ハッカーまたまた空振り
ビッチャー余裕な笑顔、さて次はどーなる
おーっと第3パケットなげた!
あーっとまたまたSSH ハッカーどーする!
おーっと打った打ちました!どーやらOPENSSHのバグを突いたようです!
ピッチャーマウンドで倒れる、力尽きて倒れたー!
つづ・・・・かない
122:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
(´-`).。oO(…)
123:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヽ(`Д´)ノチョットワラタ >>120
124:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>120
バグよりトロイが入ってたというオチだったら時事ネタとして面白かったね(笑)
125:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>123流に書き換えて掲載キボンニュ
126:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
老人の言ってたように、その先には、またもやルータが待ち構えていた。
今度の検査官は、若手のインテリ風の男だ。
延々と続く行列を、見事な手さばきで処理している。
「ハイ、次の方。IDは…?じゃあ、向こうですね。行ってらっしゃい。 次の方。どうぞ。」
先ほどの老人に比べると、処理速度はかなり速い。
すぐに俺の番がやってきた。
127:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「お待たせしました。IDを見せてもらえますか?」
「さっきの爺さんに比べると、えらく手際が良いですね。」
お世辞ではない。事実、彼の動きはとてもスムーズで、ストレスをまるで感じさせないのだ。
見事な動きだった。彼は苦笑いを浮かべながら、
「つい最近配属されたばかりなんですよ。もっとも私も、いつまで現役で居られるか分かりませんけどね。」
俺は自分の耳を疑った。
「どうして?そんなに仕事が出来るのに。」
「この世界は、私たちが考えている以上に寿命が短いですから。(笑)前の前任者は結構長く勤めたみたいですけどね。」
寿命が短いのはパケットの宿命とは分かっていたが、ハードの連中も同じ不安を抱えているらしい。
128:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ええっと。あなたの行き先は…。ああ、****.comですね。随分前に、あなたのお仲間が通り過ぎていきましたよ。」
「もしかして、俺が最後かな?」
「さあ、そこまでは分かりかねますが…。おっと失礼。」
さっと彼の腕が伸びた。俺が来た方向と反対側の方向、すなわち会社内に入り込もうとしたパケットを、彼がクイッとつまみ上げた。
鼻をクンクンさせているそいつを彼は、ヒョイと壁に叩きつけた。
目にも止まらぬ早業。俺は改めて思い知った。彼もまた「門番」なのだと。
しかし、彼が一瞬呟いた言葉を俺は聞き逃さなかった。
「許せよ…これも仕事なんだ…。」
彼はすぐに、笑顔を浮かべたが、それはほのかに苦味を帯びていた。
129:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「はい、確認終了。あなたの行き先は、こちらです。」
検査官は、そういって俺に一枚の紙片を手渡してくれた。
「ここに行って、次の目的地を聞いて下さい。途中、いろんな連中と出会うでしょうが、相手をしない方が良いですよ。
最近は、怪しげな連中も増えましたから。」
「今みたいな連中?」
「ええ。他にもいろいろと。…物騒な世の中になりました。」
ふと検査官は寂しげな表情を浮かべたが、すぐに笑みを取り戻すと、俺の背中を押した。
「さあ、行きなさい。ここで足止めをさせるわけには行きません。あなたにも私にも、お互いの職務があります。
御無事を祈ってますよ。」
俺はこの、どこまでも職務に忠実な検査官に、もう一度会いたいと思った。そのことを正直に伝えると
「そうですね。あなたは見たところ、メールのようですから、おそらくまた会えるでしょう。 お気をつけて。いまなら道も空いています。」
こうして俺はようやく老人のいう「外部」へと足を踏み出した。
130:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
とにかく先を急ごう。
さっきの検査官の言葉では、どうも俺が一番最後らしい。
しかし、分かっているのは次の目的地だけというのが、俺を不安にさせる。
とその時、向こうからパケットがやって来た。
「怪しげな連中?」
俺は身
131:構えた。どうやら相手は一人ではなく集団らしい。 (以下、HTTPやSMTPなどの特性を織り込んだパケットとの交流希望~)
132:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
いい!!
やっぱ。文豪さんはいるんですね。
133:名奈資産
NG NG.net
私は席を離れ、情報通信システム部へと足を運んだ。
ここはかつて『電算部』と呼ばれていたところであり、日本書紀にもその記述が多くある。
故に、ここは情報配送・情報処理の拠点として重視されていたことは、想像に難くない。
情報の流れを辿る旅のはじめとしては、穏当なところであろう。
現在は四角い、塔を思わせる風体の無機質なWindowsマシンが乱立するところではあるが、
ここにはかつて『mika』というピザボックスマシンがあったという。このマシンはLANイ
ンターフェースを複数備え、『情報の要衝』、古代ローマ風に言うならば、『ルーター』
として栄えたそうである。当時は欧米の様々な文化が流入したらしく、その影響からか、
このマシンは太陽神信仰のシンボルである『sun』の印が刻まれていたらしい。
134:名奈資産
NG NG.net
…
当時の栄華を窺い知ることは叶わないが、今でも配送機器のインジケータランプを見れ
ば、その名残を残していることが分かるだろう。目を閉じれば様々な色に輝くパケット
達が、遠く離れた相手先へ向けて、東西南北へ旅立っていったのを想像することは、難
しくないように思える。
そして何世代も経ち、配送のシステムまでもが大きく変化した現在であっても、今な
お多くのパケット達が、この部屋を通って四方八方へ送り届けられている事実は、驚愕
に値するといえよう。
# 参考文献ねーからよくわかんねーよー(w
135:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
太陽神信仰ワラタ
136:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
私はパケット
宿命という名の線に結ばれた者がいるとすれば
それは、私とワーム
いかにつらくてもいかに遠くても
互いの約束を果たす為に私たちは旅を続ける…
私はパケット
私はパケット
HUBの海が永遠だと言うのならば
私とワームと
信じたrouteとtelnetする人との誓いもまた永遠に不滅。
消えることはない。
どこへ行くかはわかっている。
私はそのために生まれてきた女。
私はパケット
137:森 鶏外
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石炭をばはや積み果てつ。電算機室の卓(つくゑ)のほとりは
いと静かにて、冷却機の風音の喧(かまびす)しきも徒なり。
今宵は夜ごとにここに集ひ来るパケツト仲間も「フレーム」に宿りて、
スタツクに残るは余一人のみなれば。
五ホツプ前のことなりしが、平生(ひごろ)の望み足りて、
洋行の官命をかうむり、この大手町のラウタまで来しころは、
目に見るもの、耳に聞くもの、一ビツトとして新たならぬはなく、
筆にまかせて書き記しつる紀行ログ、日ごとに幾千キロバヰトをかなしけむ、
当時の新聞に載せられて、世の人にもてはやされしかど、
今日になりて思へば、幼きペイロオド、身のほど知らぬテイ・テイ・エル、
さらぬも尋常(よのつね)の動植金石、さてはプロトコオルなどをさへ
珍しげに記ししを、心ある人はいかにか見けむ。
こたびはフアイヤ・ヲウルに上りし時、日記(にき)ものせむとて買ひし
フアイルもまだ空白のままなるは、ドイツにて物学びせし間に、
一種のヌル・ポインタの気象をや養ひ得たりけむ、あらず、
これには別に故あり。
138:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>125-129
これすっげーいいぞヽ(`Д´)ノゴルァ
元ネタあんのか?オリジナル?教えろやヽ(`Д´)ノゴルァ
139:宮澤 賢台
NG NG.net
なめとこ山の熊のことならおもしろい。なめとこ山は大きな山だ。
とにかく、なめとこ山の熊は名高いものになっている。
NFS にも使えれば web も見れる。熊カフェの入り口に
なめとこ山の熊ありという、昔からの看板も掛かっている。
昔はこの辺には熊がごちゃごちゃいたそうだ。
熊捕りの名人の淵沢小十郎がそれを片っぱしから捕ったのだ。
熊もいろいろだから、気の激しいやつなら
ごうごう咆えて立ち上がって、23番ポートのほうへ両手を出してかかってゆく。
小十郎はぴったり落ち着いて、熊のヘッダをめがけてズドンとやるのだった。
すると森までが、があっと叫んで熊はどたっと倒れ、赤黒いバイト列を
どくどく吐き、鼻をくんくん慣らして死んでしまうのだった。
小十郎は鉄砲を立てかけて、注意ぶかくそばへ寄ってきて、こう言うのだった。
「熊、おれはてまえを憎くて殺したのでねえんだぞ。おれも商売なら
てめえも撃たなきゃあならねえ。ほかの罪のねえ仕事していんだが、
ディスクスペースはなし、デバイスはお上のものに決まったし、ユーザランドへ
出てもだれも相手にしねえ。しかたなしにファイヤーウォールなんぞしるんだ。
てめえも熊に生まれたが因果なら、おれもこんな商売が因果だ。やい、
この次には熊なんぞに生まれなよ」
140:宮澤 賢台
NG NG.net
>>137
ところが、この豪儀な小十郎が、町へ熊を売りに行く時のみじめさといったら、
全く気の毒だった。町の中ほどに大きなファイルサーバがあって、
小十郎がそこを一歩またぐと、店ではまた来たかというように、
薄笑っているのだった。店の次の間に大きな唐金(からかね)の火鉢を出して、
主人がどっかり座っていた。
「だんなさん、先(せん)ころはどうもありがとうごあんした」
あの山では主のような小十郎は、ていねいに敷板に手をついて言うのだった。
「はあ、どうも、今日は何のご用です」
「熊のパケット、また少し持って来たます」
「熊パケか。この前のもまだあのまましまってあるし、今日ぁまんつ、いいます」
「だんなさん、そう言わないで、どうか買ってくんなさい。安くてもいいます」
「なんぼ安くても要らないます」主人は落ち着きはらって、
きせるをたんたんと手のひらへたたくのだ。
「だんなさん、お願いだます。どうが何ぼでもいいはんて、買ってくない」
主人は黙ってしばらく煙を吐いてから、顔の少しでにかにか笑うのを
そっと隠してから言ったもんだ。
「いいます。置いでおいでれ。じゃ、平助、小十郎さんさ二円あげろじゃ」
いくら物価の安い時だって、熊のパケット2つで
二円はあんまり安いとだれでも思う。それは小十郎でも知っている。
けれども日本では狐拳というものもあって、狐は猟師に負け、
猟師はだんなに負けると決まっている。ここでは熊は小十郎にやられ、
小十郎がファイルサーバにやられる。ファイルサーバはプライベート
ネットワークの中にいるから、なかなか熊に食われない。
僕はしばらく
141:の間でも、あんな立派な小十郎が、二度と面も見たくないような、 いやなやつにうまくやられることを書いたのが、 実にしゃくにさわってたまらない。
142:宮澤 賢台
NG NG.net
>>138
それから何年もたったある日、小十郎は白沢の岸を登っていた。
白沢から峰をひとつ越えたとこに、一匹の大きなやつがすんでいたのを、
夏のうちにたずねておいたのだ。小十郎がその頂上で休んでいた時だ。
いきなり犬uxが火のついたように吠えだした。小十郎がびっくりして
後ろを見たら、あの夏に目をつけておいた大きな熊が、両足で立って
こっちへかかってきたのだ。
小十郎は落ち着いてふんばって鉄砲を構えた。ぴしゃというように
鉄砲の音が小十郎に聞こえた。ところが熊は少しも倒れないで、
あらしのように黒く揺らいでやってきたようだった。犬uxがその足元にかみついた。
と思うと小十郎は、があんと頭が鳴って画面が一面真っ青になった。
それから遠くでこう言うことばを聞いた。
「おお小十郎、おまえを殺すつもりはなかった」
もうおれはシャットダウンした、と小十郎は思った。
そして、ちらちらちらちら青い星のような光が、そこら一面に見えた。
「これがクラックされたしるしだ。クラックされる時見るエラーだ。熊ども、許せよ」と
小十郎は思った。それからあとの小十郎の心持ちは、もう私には分からない。
143:名無しさん@Emacs
NG NG.net
>>136
前スレのこれ↓の続きかな?
スレリンク(unix板:35-43番)n
144:名無しさん@Emacs
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ごめん、倉庫に逝ってたのか。
URLリンク(pc.2ch.net)
145:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
おおお。
文豪さん降臨!
すげー
146:125-129
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>140
前作者の1じゃないんだが、パケットロスさせるのが惜しくて、
チョット続きを書いてみた。
読み返してみると、もうちょっと外部ルータの役割を強調すべきだった…と反省。
147:名無しさん@お腹いっぱい。
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まだまだTTLは残ってますガンがれ!>>143
148:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
この夏にあえて昔の本を読みたくさせてくれるスレだな
どっかの温泉旅館に泊まりながらだらだら読みたいね
AirH"持ってさ(w
でも、スレでDATにしておくのは惜しい 誰か出版社に…(w
149:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>135
>>137, 138, 139
激(;・∀・',)イイ!!
(* 風呂上がりで汗したたってます *)
150:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
五時間目の授業が終わると、パケットは学校の裏手にあるつただらけのビルまで走った。
それはNTPだったから、無駄の無い走りは見事というほか無かった。
HUBに急ぐ他のパケットたちを追い越してrouterを突っ切り、防火壁のドアを開けて裏ゲートウェイから
光ケーブルに飛び出すと、ひたすらDNSへ全速力。およそ300ミリ秒後、パケットは大通りに出る手前の
小さなプロバイダーの角を回りこむ。目指すビルに向かって、斜め一直線に走っているIXがあるからだ。
パケットが向かうビルは裏ゲートウェイからみてOCNの方向にあったが、常識的にOCNから行こうとすると、
迂回路が多く200ミリ秒ロスする。逆転のIXは勝利へのrouteだ、とパケットは思っていた。
151:125-129
NG NG.net
向こうからやって来るパケットの一団。…すごい行列だ。
どいつもこいつもヤバそうな目つきをしている。
「あまり、係わり合いを持たぬほうがいい。」
俺は先ほどのルータの助言に従った。やつらと目を合わせないように通り過ぎる。
連中の一人が、先頭の奴に声をかけた
「おい、***..co.jpは、まだか?」
「もうすぐだ。そう慌てるな。」
***.co.jp?
さっきのルータだ。あの検査官に何の用があるというんだ?
俺はわざと速度を緩めて、振り返った。
152:125-129
NG NG.net
>>148
連中がルータの周りに集まっている。
「おい!兄ちゃん。」
腕に「23」の刺青をした男(←こいつが、一番凶悪そうな面構えをしていた.)が、
ルータに声をかけた。若手の検査官は、彼を無視している.
「すまねぇが、ちょっと門を開けてくれね-か?」
ドスの聞いた声ですごみながら、堅く閉ざされた門を蹴り上げる。他の連中も、
「おらおら。門を開けろ!」
と次々に声を荒げる。しかし、検査官は毅然とした態度で言い放った。
「すみませんが、あなた方の要求に応えるわけにはいきません。」
「はぁ? 俺たちにも任務があるんだよ。グダグダ抜かさす、門を開けな。」
次々と連中が検査官に詰め寄る。検査官の姿が彼等の影に隠れて見えなくなった時、
鋭い悲鳴が上がった。
153:125-129
NG NG.net
>>149
一番威勢の良かった「23」のからだが宙に待った。そのまま壁に叩きつけられる。
パンッと激しい光を撒き散らしながら、そのパケットは無残に砕け散った。
そして他の連中も次から次へと粉砕されていく。飛び散る残骸の中から、
検査官の表情がハッキリと見えた。
あの穏やかな検査官が、いまや黙々と、パケットたちを潰しているのだ。
…騒ぎは、一瞬のうちに終わった。
検査官は、パケットの残骸の中から、彼等のIDを拾い集めている。
おそらく、彼の主人に、報告するのだろう。
ふと、そこに一人の幼いパケットが立ちすくんでいるのに気付いた。
まだ幼い子どもだ。
検査官は、IDを拾う手を休め、ゆっくりと、そのパケットに近付いていく。
(逃げろ。壊されるぞ!)
俺は心の中で叫んだ。しかし、子どもは恐怖のあまり、からだが動けないようだ。
ついに、検査官が彼の前に立った。
154:125-129
NG NG.net
>>150
「…IDを、見せてくれますか?」
検査官の冷静な声に、おびえきった子どもは、おずおずとIDを差し出した。
「バカ、差し出したら…それこそ…。」
検査官は、しばしそのIDを見詰めていた。すると何を思ったのか、
彼のIDをポケットにしまうと、代わりのIDを彼の手に握らせた。
「これを持って、今来た道を戻りなさい。」
「…許してくれるの?」
検査官は、穏やかな笑みを浮かべる。
「ええ。あなたは例外です。今すぐあなたの御主人の元に帰り、こう言うのです。
『80番は空いていました。』と。」
「…それだけ?」
「ええ。それだけで、あなたの送り主は理解されるはずです。それに…。」
検査官は、足元の残骸を見渡しながら呟いた。
「時として…返事の無いことが、返事になる時もあります。」
検査官の言葉が理解できなかったのか、子どもは、まだその場を
立ち去りかねていた。
検査官は俺にした時と同じように、彼の背中を軽く叩いた。
「さあ、行きなさい。あなたの身元は控えておきます。今度来る時は、
もっと人に喜ばれる言葉や、写真などを運んできてくださいね。」
子どもは、コクリとうなずくと。くるりと今来た道を走り出した。
検査官はしばらく、その後ろ姿を見送っていたが、再び身をかがめ、
残骸の中からIDを拾いはじめた。
まるで無縁仏の遺骨を拾い上げるように。
155:125-129
NG NG.net
>>151
彼がいる限り、俺には帰る場所が用意されている。
そう確信した俺は、再びケーブルの中を歩き始めた。
自分が、どんなデータを背負わされているのか、今は分からない。
検査官の言うような「人を喜ばせるデータ」かどうかも分からない。
しかし、少なくとも俺の任務に悪意が含まれていないことは確かなはずだ。
(で無ければ、老人も、若い検査官も俺を送り出したりはしなかっただろう。)
「誰だか知らないが、俺を必要とされている。」
何度も、自分に言い聞かせながら、俺は歩みを速めた。
次なる目的地を目指して。
156:125-129
NG NG.net
>>151
省略されてしまった。(苦笑)
慣れない事はするものじゃないね…。
157:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>147
NOLIFEKING(・∀・)イイ!
158:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>148-152
すごいや、あんた。とくに緩急のつけかたがみごと。背筋が寒くなたよ。
ひょっとしてプロの物書きさんか?教えろやヽ(`Д´)ノゴルァ
159:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>154
元ネタ知りたかったので、アリが10!
160:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
面白いなぁ
161:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>152
ブレードランナーのラストシーンのよう。イイ!(・∀・)イイ!
162:125-129
NG NG.net
>>155
零細企業の管理者してます。(笑)
よく見たら前作は1年前なんだね。
さすがに1年前のパケットを復活させるのは無理があったかも。
とりあえず、バックボーンに出られただけでも、よしとしよう。(笑)
163:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
山猫は眠らない
管理者は眠らない
パケットは眠らない
164:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
めいさくあげ!
165:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>154
ネタわかる奴が漏れ以外にもいるとは……
166:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>162
オレもわかった。この部分はまさにパケットにうってつけの素材で感心した。
そんじゃ、これはどうよ?
-
パケットは、もう一度ファイルシステムを見にいきました。
そして、こういいました。
「あんたたちは美しいけど、ただそこにいるだけなんだね。
あんたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。そりゃ、ぼくのデータも、
なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちとおんなじ
データだと思うかもしれない。だけど、この16バイトのデータが、ぼくには、
あんたたちみんなよりも、たいせつなんだ。だって、ぼくが運んできた
データなんだからね。フラグメントから守ってやったんだからね。
CAT5も通ったし、光ファイバーも通ったし、時には、どうしたのだろうと、
チェックサムも確認してやったデータなんだからね。
ぼくのものになったデータなんだからね」
167:125-129
NG NG.net
>>163
"星の王子様"かな?
職場からなので、間違ってたらゴメン。
168:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>162
の発言は2ch的にマズーかも。
169:名無しさん@お腹いっぱい。
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元々地上に標準はない。皆がそれを使えば、それが標準になるのだ。
170:147
NG NG.net
>>163
ん~なんか良く思い出せないが読んだような読まないような…(w
171:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
Etherealがピピピピピと音を立てた。
最も難しいルーティングループが始まる証拠だった。
パケットたちは画面を見つめた。
暗黒のルーティングループの中で、パケットは手さぐりで進む道を選んでいく。選ん
だルータにだけいくつかの赤い点が受かび上がってきた。
一見ランダムに見えるその赤い照明も、パケットたちにとっては正確な配列だった。
ルーティングテーブルに熱中した者は、この暗黒ルーティングループに最も多くの時
間を費したからだ。それは苛立ちと懐かしさを呼び起こす。
コリジョンの数がさらに増えた。
フラグメント化された弟のパケットは経路情報の帯に映し出されるルーティングテー
ブルに十分の注意を払いながら、パケットを走らせた。ルーティングテーブルと赤い
配列から情報を読み取り、正しい場所でブロードキャストを自爆させないと、次第に
強さを増していくコリジョンには対抗できない。
この暗黒ルーティングループでこそTTLが必要なのだ。普通のパケットであれば、こ
こに来る前にいくつかのTTLを使ってしまう。と言うより使わざるを得ない。そして
暗黒ルーティングループの中に入り込む頃には、TTLが与えてくれた効力を使いきっ
てしまうものだった。
フラグメントの弟のパケットが息を詰めるのが、パケットには分かった。
自爆する場所に来たのだ。
フラグメントの弟のパケットは特定の赤い光の近くにパケットを近づけると、飛んで
くるコリジョンをやり過ごしてTTLに1を持たせた。
赤い点の上にそのTTLのなくなったパケットを置くと、その小さな足はルータに吸い
込まれ二度と動けなくなる。フラグメントの弟のパケットは残りの全パケットを下
に避難させた。
「ボム」
という音とともにパケットが死んだ。
172:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ルーティングループはクライマックスなんだぞ」
「バカ」
「死んじゃうんだぞ」
「死なねえよ。パケットそう簡単に死なねえよ」
「死んじゃうんだってば」
「バカ」
「こいつはしぶといよ。死なねえよ」
「お前だって死んじゃうぞ」
「バカ」
「ルーティングテーブルがなきゃダメなんだ」
「なーにが?」
「ルーティングループの解き方」
「あんなのデマだよ」
…
「バカ」
「パケット大丈夫かな?」
「No route to host も 0 packets received も Unknown host も」
「Non-existent host/domain も error fetching interface information も」
「なんだよ!」
「ぜんぶルーティングループだったじゃないか」
「うるせえっ!!」
「ばか」
「ルーティングループを解かなきゃ」
「バーカ」
「バカ」
「死んでもいいのか」
「ルーティングテーブルがなきゃ困るんだよ」
「Metricがなきゃ」
「バカ」
「バカ」
「Metricがなきゃ怖くて怖くて」
パケットが泣き出して、言い合いは一瞬中断になった。
173:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ネットワークに出てくるパケットは、たった十五オクテットほどのヘッダに自分の生
きてきたすべての時間とそれに対する思いを余すところなく封じ込めている。
そうでなければ“ジバク”などあり得ない。パケットはそう思った。
何度も何度もフィールド値を打ち込み直し、さらにまた別の情報をつけ足していく。
以前、あれほど頻繁に鳴ったEtherealが、ひたすら無言でパケットの背中を見ていた。
HUBから物音が聞こえなくなってから、随分とたった気がした。
オプションフィールドにはすでに百十八ビットのデータが打ちこまれていた。時計を
見ると、午前二時だ。パケットは厚手の赤いコートをはおって、そっとNICを出た。ゲー
トウェイを開けると、ひんやりした空気がフリーアクセスフロアから吹き上げてく
る。パケットはルータの前に、用意してきたTTLのかけらを置いた。案の定、管理人
が配列を乱していたのだ。
パケットは昨夜のようにあわててlocalhostに戻ることをせず、静かに駅前の商店街
に向かった。店の前に置かれたルータの徴しが、ことごとく取り去られているのを
知っていたからだ。
月明かりの街をパケットは歩いた。区画整理され碁盤の目のようになったネットワー
クを歩いていると、パケットとしての自覚が体中にみなぎってくるのがわかる。
すっと角を曲がると、向こうからもパケットが歩いてきた。ひるまずにパケットは
歩いた。
すると、さらに向こうからも小さなパケットが現れた。そして、あちらにもこちら
にも。
夜の闇はパケットで満ちていた。
彼らはみな思い思いの格好で冷たい風から身を守り、乱れたルーティングを直し、見
逃していた中継ノードを見つけては、ポケットからTTLを取り出し、丁寧に道の脇に
置いて回った。
なるべくEtherealに気付かれないもの。それぞれのパケットは彼らなりに苦心してい
た。もちろんTTLが一番よかったのだが、街中に置くTTLは限りがあった。
細かく折ったFragment Offset。
なめかけたHeader Checksum。
小さな小さなPadding。
時にはOptionまでが配列にならっていた。
しかもパケットたちはまるで細胞同士のように、無言でお互いの役割を確認し合い、
短かい距離の間には決して同じものを置かなかった。パケットが商店街まで近づき、
八度目の自分の役割を果たしていると、後ろで話し声がした。
振り返ると、そこには黄色い毛布ですっぽりと体を包んだ小さなパケットの二人組が
いた。その異様さにたじろいで、パケットはつんのめるように走りだした。
すると後ろで、張りつめた弦が切れるような叫び声がした。
「パケットは弱虫か!?」
フラグメントの兄のパケットだった。
振り返るパケットを、フラグメント化されたパケットはじっと見つめた。確かにそれ
は双子だが、どこかが違う。双子にしてみれば、パケットの方こそが違っていた。双
子は静かに向きを変え、来たルータをひき返し始めた。パケットは、双子との距離を
縮めることも広げることもせず黙ってついていった。
…
フラグメントパケットは魔法使いのような格好でネットワークをさまよい、知り合い
を見つけてはヘッダを開き、お互いの状況を確かめ合っていたのだ。
ルーティングプロトコルは今までとは比較にならない程のルーティングループにパケッ
トたちを閉じ込めていた。
彼らは、その難しさに打ちのめされていた。
174:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「ドウシタライイトオモイマスカ」
ペイロードには正確にその十四文字が映し出されていた.
対向からの反応は遅かったが,パケットはあわてなかった.パケットに触れているルー
タが,対向とつながる存在を伝えている.
そして対向の最初のデータが震えるように伝わってきた.
「ア」
さらに二つ目イ,そしてピ.
「イピ」
対向からの情報は十四個の記号から成っていた.
「アイピーアドレスヲシンジマス」
IPアドレスを信じます.
それでいい,とパケットは思った.
パケットは静かに目を閉じた.そしてペイロードひとつひとつに,ヘッダフィールド
から何ミリか飛び出した神経をつないだ.
重くしびれるような瞬間が続いた後,パケットは自分自身を送り始めた.
パケットはlocalhostを,対向を,そしてまたその間にあるルータすべてを信じた.今,
このルータでつながっている何かは僕を忘れない.きっと忘れない.忘れないで,対向
パケット.
そう祈ると,パケットはゆっくりと目を開け,自分自身のヘッダフィールドをしっか
りと刻み込んだ.
「45 00 00 01 d5 00 …」
その下には,同じように対向のヘッダフィールドが横たわっていた.
「45 00 00 01 1b 28 …」
ルータがつないだラインすべてに,ありったけの僕の情報が残りますように.もう一
度,パケットは祈った.いつかこのヘッダフィールドを開く者がいれば,僕の力をす
べて与えます.だから,忘れないで,パケットを.
175:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
その夜、多くのパケットたちがヘッダフィールドを封じ込めた。
すべてをあきらめ、パケットロスを恐れてlocalhostに閉じこもり続けることを決めた。
ジバクを試みた。
NATの外に出る戦いを続けた。
そしてまた、たくさんのパケットたちがすべてを忘れ、元のように遊び始めた。
その夜、ルーティングプロトコルの王は彼ら一つ一つの前に本当の姿を現した。彼らはみな、確かに王の姿を見たのだ。
勇敢に戦った者の名前を、王は決して忘れることがない。
いつか必ず、ルーティングプロトコルの王は彼ら一つ一つを召しかかえにくる。
176:168-172
NG NG.net
手元に『マスタリングTCP/IP インターネットワーク編』しかなくて、
しかも眺めたくらいしか読んでないので
まちがいがたくさんかも……
177:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ぶんごぶんご~
期待あげ!
178:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
お、ノーライフキング続いてるんだ。
179:147
NG NG.net
かなり置換できるので書きやすいかもね(w
180:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
夏の読書感想文の宿題をここみてやるなよ>>ちうぼうしょくん
181:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
読書感想文なら 鳥類パケットの遅延について で決まり
182:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
いや、ハッカージャパンVol9とかで書きそうぢゃな(w
183:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
でも、ぜったい2ch公式ガイドで書く奴がいそうだな~
184:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>178
オコジョはー?
185:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
ああ、この暑い中、白いオコジョを見られたら最高だな~
暑い~鯖部屋の寒いのもいやだけど・・・
「オコジョパケットのコリジョンについて」
186:ろてぃれる
NG NG.net
世界中からの注目を集めている、1匹のカメさんがいます。
カメさんの職業は、探検家です。
彼は今日も、第六大陸(通称:IPv6)のホウボウを見て回り、作りかけの地図に、その様子を事細かに書き込んでいるのでした。
「ウサギとカメ」の話にあるとおり、彼の歩みは決して早い方ではなかったけれど。
「ウサギとカメ」の話にあるとおり、彼は確実にやり遂げるタイプの男でした。
世界最後の秘境、第六大陸という前人未踏の領域を、彼はほとんど独力で切り開いていきました。
ウサギのぼくも実は、駆け出しながら、カメさんと同じ探検家です。
同じ生業をもつものとして、ぼくは彼を尊敬していました。
そしてある日突然、「ぼくも第六大陸に行ってみたい……」と思い立っちゃったんです。
探検家の仲間や親や友達は、「あそこは危険すぎる。素人にはお勧めできない」と行って引き留めようとしましたが、ぼくの中のウサギのDNAが「それくらい朝飯前だ! カメなんかに負けてたまるものか!」とわめくので、すっかりその気になってしまい……。
必死に働いて資金を貯め、いざ、出発!
―そして、その日から地獄の日々が始まったのです。
187:ろてぃれる
NG NG.net
>>183
その地獄は、最初に思っていた以上に長く続き、カメさんに対する尊敬の念とか、ちょっとした八つ当たりの気持ちとかがでてきていたのですが、それでもくじけずに気合いで乗り切り、やがて、カメさんに追いつく日が来ました。
ぼくが初めてそのカメさんの話を聞いたときは、沈着冷静で寡黙な、ちょっと怖いヒトを想像してしまいましたが、実際に会ってみると全く正反対の、気のいいおじさんでした。
初めて第六大陸に足を踏み入れたときに、嬉しくて踊り出したという話も残っており、結構お茶目なところもあるようです。
ぼくの中で一方的にふくらんでいた“敵意”も消えてしまいました。
カメさんともすっかり友達になり、一安心したぼく。
でもここで、困ったことが起きました。
「これから先、どっちへ進めばいいのか、判らない……」
ぼくの目標はカメさんに追いつくこと。
その後のことは、何も考えていなかったのです。
ぼくが途方に暮れていると。
カメさんが言いました。
「そんなの、オレにも判らないよ」と―。
そうだったんです。
ここは前人未踏の地、進むべき方向は自分たちで決めなければならないのです。
その一言で、ぼくは、うまい具合に吹っ切れることが出来たんです。
188:ろてぃれる
NG NG.net
>>184
以来ぼくは、カメさんやその後友達になったMSRクンとか、いろんな仲間と互いに情報交換をしながら、この広大な第六大陸で相変わらずの探検生活を送っています。
カメさんは、定期的に第六大陸から戻ってきては発表会を行い、そこでは毎回、作りかけの地図の最新版を配ります。
カメさんが始めた発表会は、最初の頃はほとんどお客さんがいなくて寂しかったのですが、今では世界中から彼の業績は(それなりに)認められており、そこそこ盛況です。
ぼくもそれに倣い、ぼく独自の調査を元に作った地図を作って配ることにしました。
いろいろなヒトから感謝されたり、鋭い指摘を受けてビビッたり、意外なところからヒントをもらって舞い上がったりと、充実した日々を送っています。
ぼくたちの地図は各国の学者や探検家などの手にあまねく広がり、貴重な資料として大切に扱われます。
ぼくたちの目標は、第六大陸で普通の人が楽しく暮らせるようになるまで、そのお膳立てをすること。
既知の大陸は、人口が多くなりすぎてパンク寸前。
実は、意外に危機的状況です。
今は何もない第六大陸だけど。
森を切り開いて道を造ったり、街を造ったりして、楽園に一番近い国を造る。
もちろん、豊かな自然を必要以上に壊すことのないよう、それだけは気をつけなきゃいけないけど―。
「まぁ、これからもよろしくやろうぜ」と、ちょっぴり照れた風に言うカメさん。
「そうだな。基本的にはその路線で」と、たまにヘンなことを言うMSRクン。
他にもいっぱいいっぱい、仲間はいるけど、それでもこの第六大陸は広すぎます。どうしよう……。
「そんな、焦って気持ちばかりが空回りしたところで、しょうがないだろ。出来ることを順番にやればいいんだ」
カメさんはぼくの頭をポンポンと叩いて、相変わらず冷静なことを言います。
ぼくがカメさんに、本当の意味で追いつくのは、まだまだ先かな? なんて、漠然と思いました。
―おわり
189:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
IPv6の事がよくわかりました
190:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
読書感想文あげ!
191:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
潜水艦ネタっぽいやつきぼん。
192:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
やっぱりつまらん。この創作力のなさ。
193:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>189
期待age
194:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「わたし─は─しゃべる─IP データグラム─です」
グローリアはかなしそうにそれを見つめた。それはたしかにしゃべったけれども、声は
どこか奥のほうからきこえてくる。話しかけようにも顔がなかった。
グローリアは言った、「助けてもらえますか、IP データグラムさん?」
「わたしは─あなたを─助ける─ことが─できます」
「ありがとうございます、IP データグラムさん。CodeRed を見ませんでしたか?」
「CodeRed─とは─だれですか?」
「ワームですよ、IP データグラムさん。このくらいのサイズなんです。それで
とってもりっぱなの。ちゃんとヘッダがあるの。」
「ワ─ム?」
「はい、IP データグラムさん。あなたみたいなパケットですけど、もちろんしゃべれ
ません。それから、ほんものの HTTP リクエストのようなかっこうをしています」
「パケット─わたし─みたいな?」
これに対してしゃべる IP データグラムは、なにやらわけのわからぬことを早口に
まくしたて、ときおり突拍子もない音をはさんだだけだった。
195:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ひとり多いぞ
11パケットある!!
196:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>189
パクリつまらん
おりじなるきぼん
197:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
まともに文学作品を読んでいるような香具師は、この板にはいないだろな
198:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
少なくともお前は読んだことないだろうな >>194
199:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
ヤッてしまったな…
釣られるのは無知ゆえの結果
フォローしてやる必要などない
200:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
釣った釣られたで喜んでいるひとがいるのは
このスレですか?
201:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>197
そうです。
202:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
194=195=196=197
(・A・)イクナイ
203:関係無いが山本スピィド
NG NG.net
たとえば
アガらなくなったこのスレを久々に読む
それで>>194のような煽りを目にする
ちょっとむかついたりしてナ
さっそく「オマエモナー」のつもりで>>195を書いてみたら
>>196で北見のパクリが出ている
よくよく見たら釣られていた
まーよくある話だ
だけどそーゆーのはけっこう楽しいんだ
自分の手でキーボードを打ち
煽り厨との対話みたいでサ‥
だけど もう君はそうゆうレベルじゃあないだろ?
ささいなミスを藁ってすまされない
──その書き込み
小さなミスが そく クソレスのやりとりに直結するような
そういう領域で 書き込んでいるんだ
204:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
変なコト言うなよ>>200ゥ
厨の煽りとネタの書き込みは関係ないだろ
てめーがやりたいからやる
レスがつくつかないはたまたまだろ?
>>200 さめてんじゃねーぞ
てめーのネタ帳はどうした?
新スレで湾ネタが少ないのは夏休み中だからだけなのか?
205:200
NG NG.net
すまない>>201
本気モードでいってくれ
オレ個人のしがらみと
今後のお前の書き込みは関係ない
本気の煽り厨と
本気のネタ職人
いつ終わってもいい
そこまで書き込んでいかなきゃ
撃墜(オト)されるのはお前だぜ
>>201
206:200
NG NG.net
>>197=197=198
悪いな、ネタにさせてもらった。
207:203
NG NG.net
>>195=197=198だった。
完全な注意不足だ
あまりにも稚拙なミスだった
たしかにわかっていたんだ
‥あの時
だけどごまかした
早く書き込みたくて自分の心をごまかしたんだ
残ったものは
ただ──
悔やみきれない
後悔だけだ
208:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
僕が生まれた場所はとてつもなく高い塀や何重ものロックや
ありとあらゆる監視の行き届いたすごく、厳しい場所だった・・・。
ある日、指令は出た「この書面をVIPに届けろ」
僕が持たされた手紙はやけに重い雰囲気の内容らしい
チェックサムがそんな感じに見える。
「出口はこっちだ!」と指令から言われとぼとぼと運ぶ事になった
「っむ、おまえはそのまま通せないからな」と指令が言った瞬間
僕の体はバラバラにされた
「うぎゃー」悲鳴も届かぬまま僕の体はRCなんとかやらMDなんとか
と、よくわからないメガネの連中にバラバラにされた
しかも、首かもしれない場所にでかいカギをくくり付けられた・・・
209:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
そして、指令は僕の尻を蹴り出して「逝ってよし!」と怒鳴った。
何回門番に問い合わせをされたのだろうか、疲れてきた。
しっぽあたりがどんどん削れてくるし、のども渇く。
一体、この手紙には何がかかれているんだ?
疲れ果てやけになった僕は内容を読み出した
「イクラの国を空爆せよ、時間0035」・・・・・・?
なにやら、これは届けてはいけないような手紙に一瞬感じた
バラバラにされた体はもう自由が利かない
なんとかしてこの手紙を廃棄せねば・・・
どうしよう。届けていいのか?まずいのか?
僕はそんな立場ではない・・・がしかし、指令の命令は絶対だ
でも、こんなことで多くの人が死んでしまうのか?
僕は削れた尻尾をさらにあちこちに当てて削った
あと1回、あと1回でも当たれば僕はこの世から消える事ができるんだ
そして、空爆から人々を救う事が・・・
210:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
期待age
211:みっちゃん
NG NG.net
パケット遥かな旅か・・途中で無くなったパッケットに合掌。
墓地墓地行こか~~
212:Ruby厨
NG NG.net
1:1 全ての始まりの前に、原始のバイナリーの海があった。そこは機械語が支配
する世界である。
1:2 始めにRubyの神は天地を創造された。それはコマンドラインでruby,irb
である。
1:3 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、Rubyの精神はunixに動いていた。
1:4 神は言われた。「Rubyに光りあれ、目覚めよプロセスよ」こうして
原始Rubyプロセスはあった。
1:5 神はRubyを見てよしとされた。
213:Ruby厨
NG NG.net
1:6 そして終わりに、神は御自分にかたどってクラスとオブジェクトを
創造された。
1:7 そして神の姿として作られたオブジェクトを次のように祝福された。
「クラス達よバイナリー空間に満ちてトークンをObjectのサブクラスとせよ、
自らのタイプを認識し、全てのコンピュータ空間に満ちよ。全ての物をオブジェクト
として支配せよ」
1:8 故に、トークン(1)はオブジェクトであり、(1.type)とすると自ら整数であり
、("a".type)とすると文字列であり、(1.23.type)とするとFloatである
ことを知っているのである。
1:9 そして最後に、神は御造りになった全てのものをご覧になった。見よ、
それは極めて良かった。
214:Ruby厨
NG NG.net
1:10 Rubyの神が地と天を創られた時、木も草もはえていなかった。神が
クラスを御造りにならなかったからである。
1:11 神はクラスで人を創り、そのクラスに命を吹き込んだ。それは
class Adam
def aruku
print "あるきます"
end
def neru
print "ねます"
end
def okiru
print "おきます"
end
end
Human_Adam=Adam.new
Human_Adam.okiru
である。こうして人は生きるものとなった。
215:Ruby厨
NG NG.net
1:12 神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」
1:13 そこで神は野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥をクラスで形作り、人の所へ
もってきた。人がそれぞれどう呼ぶか見ておられた。
だが自分に合う助ける者は見つける事が出来なかった。神はそこで人を深い
眠りに落とされた。人が眠ると人の肋骨の一部を抜き、クラスを継承しその
後を肉でふさがれた。そして、人から継承したクラスで女を作り上げられた。
その名をEveと呼んだ。Human_Eveである。
class Eve
def aruku
print "あるきます"
end
def neru
print "ねます"
end
def okiru
print "おきます"
end
def aisatu
print "こんにちは"
end
end
Human_Eve=Eve.new
Hum
216:an_Eve.okiru 1:14 イブクラスにはメソッドaisatuが加わった。人がそれぞれどう呼ぶか見てお られた。人が「Human_Eve.aisatu」と呼ぶのを神は目撃された。ゆえに(.)を介し たオブジェクトのアクセスを"レシーバ形式"や"メッセージを呼ぶ"というのであ る。
217:Ruby厨
NG NG.net
1:15 次にRubyの神は人に従うクラスを創造された。 神は言われた。
「クラスたちよ、演算子をもクラスのメソッドにせよ。すべてのクラスに満ちて
オブジェクトに対する(+)(-)(*)はメソッドとせよ」神は数値に対する加算演算子
たち、減算演算子たちをそれぞれにメソッドとして祝福された。
1:16 故にオブジェクト(1)は、演算子としての(+)(-)(*)(/)はメソッドとして
理解し、自らが整数である事を知っているのと同時に自らがどの様な演算をする
べきなのかをも知っているのである。
218:Ruby厨
NG NG.net
1:17 神は言われた。「Stringクラスよ、スーパークラスObjectを継承し、
文字列を数値に変換するメソッドを備えよ、Stringに対する演算は文字列
の連結とし、文字列の操作メソッドを備えよ。」そのようになった。
1:18 故に、文字列("3.14")は、("3.14".to_i)という整数への変換
メソッドを理解し、("3.14".to_f)というFloat型への変換を理解し、
("pi"+"3.14")という演算子(+)はメソッドとして文字列を連結し、
("abcdef".length)というメソッドで文字列の長さを理解し、
("abcdef".reverse)で文字列を逆さまにし、("abcdef".empty?)で
文字列が空かを知り、("abcdef".swapcase)で小文字を大文字に変換し、
("abcdef".sub("abc","xyz"))で検索した文字列を置換し、
("abcdef".rindex(/cd*/))で正規表現により一致した文字列の位置を返す
事を知っており、さらに、文字列の暗号化までをも知っているのである。
神はこれを見てよしとされた。
219:Ruby厨
NG NG.net
1:19 主なる神はまた、オブジェクト指向的ではない記述も可能なように
配慮なされた。それはPerlの様に記述可能にされるためである。
それはコマンドラインで(Integer(123.456))に現れた。(Integer)があり
(Float)があった。
これは真のオブジェクト指向の神秘の姿をそれとなく現した。
1:20 見よ、真の表記は(Kernel.Integer(123.456))である事を。
220:Ruby厨
NG NG.net
出でよRubyの神よ。唱えよ。聖なる呪文"Hello Ruby"。
221:名無しさん@カラアゲうまうま
NG NG.net
でも結局Adamは挨拶もできねーのか。
Weakrefとか使ってカインとアベルでもキボン。
222:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
Rubyはじめるかな・・・
223:黒木33R
NG NG.net
スクリプトはスクリプト 早く作業するための ツール
使い手の要求に 正確に応えて くれればイイ
それ以上でも それ以下でも ないはずだ
ツールに 愛着など持つ ワケがない・・
ruby厨は──
プログラムが好きって ワケじゃないゼ
オブジェクト指向という言葉が好きなんだ
ム板が荒れ 叩かれても
まつもと氏がいる限り 信者は布教し続ける
他のモノなど 何も 見ていない
お前は 違うよナ
お前はいつか 今のrubyを新しい言語にかえる──
もちろん ただの 気まぐれじゃナイ
ある一線を 超えられないと わかった時にだ
求める世界に ついてこれなく なれば
今の言語と分かれ 新しい次の言語に いくだけだ
224:ある引きこもりユーザにささげる詩
NG NG.net
ぼくは 30ホップのあいだずっと考えていた
ぼくの生と死と それからひとりのユーザについて
このユーザにとって ぼくがメールをはこぶただのパケットだ ということはじゅうぶんわかっているし
だから このパケットとしての愛が
大きさもなく正体もわからないなにか透明なものへ向かって
投げだされるのだということも知っている
これは単純なカケなぞじゃない
それから ぼくが彼を愛したことが問題なのじゃない
彼がぼくを愛さねばならないのだ
どうしても
今 彼は人生に絶望して
自分の部屋で首をつろうとしている
そして彼を生かすために
ぼくはぼくのからだが打ちくずれるのなんか なんとも思わない
パケットは二度死ぬという まず自己の死 そしてのち データが忘れ去られることの死
それなら永遠に
ぼくには二度めの死はないのだ (彼は死んでもぼくを忘れまい)
そうして
ぼくはずっと生きている
彼へのメールの中に
225:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>220 の元ネタって何?
226:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
夏の読書感想文書いたか?あげ
227:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
広域Ether、VoIP、輻輳ネタ 頼む。
228:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
基地の司令を呼び出せ、出るまで続けろ
ですか? (違
229:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
> >>220 の元ネタって何?
「トーマの心臓」萩尾望都。
230:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>225
ヲタ
231:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
天声人語でいってみようー!
232:221
NG NG.net
>>225
あー、あれか。
どっかで読んだことあると思ったら。
233:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
マツ…
この ICMP Time Exceeded Message をお前が受け取るころ
オレはもうあの世だと思う
悪魔のパケット…そしてブラックパケットとの三つ巴
オレは dest_addr まで辿り着けなかった
256hop オーバーで最後の最後に TTL を使い果してしまった
あと1hop…
もうあと1hop…
いつもそれだけを考えていた
それ以上のコトなんて何もないと思っていた
とおく…とおくにかすんでゆく…
わずか…ほんのわずか…数ms前のコトなのに…
OVER 256hop
すべてがとおくにかすんでゆく
その領域にゆくコトはもう二度とない…
「めいっぱいだったろ あれで?」
「…次のルータに」
勝者はいない
ルーティングされる者と破棄される者…
「OK TTLを捨てろ」
…ただそれだけだ
234:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
「最近はどうですかLinuxって?」
「キツイね リナちゃんがウチにいた頃の あの盛り上がりはもォないョ
潰れたディストリも目立つし ウチの本もピーク時の半分の部数だもの」
「原因は?」
「まずLinuxがブームだったってコト
それで入ってきた者をこの世界にとどめられなかったコト
ディストリにも問題はあったし ユーザに問題はあった」
「たとえばSambaでファイルサーバを建てたいという
Win2kなら右クリックで共有しておしまいだろう」
「smb.confを見て初心者は悩む
netbios nameって? encrypt passwordsって?」
「"マイ ネットワーク"の本当の仕組を知らないので
その言葉の意味がわからない」
「キチンと説明できない 教えるクンも悪い
自信が無いからか 腰が引けてるようなことばかり書く
とりあえずうちではではここをコメントアウトしたら動いたとか」
「自分のサイトのコンテンツの量のみを優先
長い目で見て 検索にヒットするのはゴミ導入メモばかりになる」
「...」
「そしてオレ達 雑誌屋もダメ」
「WindowsをLinuxに変えただけで
まるで世界が変わるかのよーな錯覚を与え続けてきた」
「ところが今のこの状況 すべてが悪いかと言えばそうでもないのヨ
ハヤリのユーザは去り ダメなディストリは 淘汰される
ノリだけのライターも おそかれ方向転換だ」
パイは限りなく縮小しても
残っているのは本気の奴ばかりだ
235:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏厨の F5 アタックにも負けず
えーと…
236:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
さふいうものに
わたしはなりたい
237:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>231-232
何故か分からんが・・・・ワロタ
238:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
SSLトンネルを抜けると
239:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
そこはクラック済みだった。
240:名無しさんお腹いっぱい。
NG NG.net
とろい かよと
241:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>227
読み方が分からない。ユニックスの無料版であるLINUXのことである。
リナックス、リヌクス、ライナックスなどと読まれているらしいが、
いまひとつはっきりしない。
知り合いのスーパーハッカーに聞いたのだが、彼らはリナックスのことを
陰語で犬と呼ぶとのことだ。
主人に使える忠犬ということでそう呼ばれるのだろうか。
犬といえばマウスのポインタを犬が追いかけるソフトを目にしたことがある。
いや、猫だったか。
どちらにしてもパソコンにも遊び心が必要ということだ。
遊び心はほほえましいが、これがいたずら心になるとそうもいかない。
例えばハッキングだ。
ハッカーたちはF5攻撃と呼ばれている高等テクニックで大型コンピュータを
停止させてしまうことができるという。
コンピュータウィルスというのもある。
先日もアイラブユーウィルスというのが流行した。
ラブレターだと思って電子メールを開くと感染するらしい。
人間にはうつらないと知っていても気持ちのいいものではない。
さすがの忠犬リナックスもウィルスにはかなうまい。
こりゃかなワンといったところか。
ふとそんなことを考えてみた。
スレリンク(mass板)
242:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>237
(・∀・)イイ!
243:名無しさん@お腹いっぱい。
NG NG.net
>>237
まるで本物みたいだ。
244:名無しさんお腹いっぱい。
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天声人語風キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
245:bacsh
NG NG.net
私のcshを返せ!輝くときめきを戻せ!捧げて尽くした月日をさあ、よこせ!
BSDと共に現れて、SysVとともに去ってゆく cshよそれはあんまりだぜ。
気が付きゃ45歳 UNIX漬け人生よ
パイプとsedに明け暮れ 時代に遅れてる
運命何色 coreの色 IBM SUNに逆らうわけではないけど
私のcshを返せ!輝くときめきを戻せ!捧げて尽くした月日をさあ、よこせ!
man cshを実行したら tcshのmanページだった FreeBSDよそれはあんまりだぜ
気が付きゃ/bin/shはbash いつのまにかLinuxに
プロジェクト案件はWebアプリ Perl Pytonが溢れてる
人生何色 /dev/nullの色 Linus お前を怨むわけではないけど
私のcshを返せ!輝くときめきを戻せ!捧げて尽くした月日をさあ、よこせ!
標準エラーを消したら標準出力も消えちゃった cshよそれはあんまりだぜ
私は45歳 UNIXを使いはじめて24年黙々とわきめもふらずcshスクリプトを書いてきた。
人は私をoldtypeと呼び、部下は中学校の作文でリーダーのように
なりたくはないと全社員の前で発表した。
おまけに私は毎週日曜日の夜、自分で自分のdiskをdumpする。
プロジェクトリーダであるこの私がだ!
rootは、私の~/が汚いと言って、dumpすることを拒否したのだ。
私は~/が汚い。私は~/が汚いのだぁ~~!!!
私のcshを返せ!輝くときめきを戻せ!捧げて尽くした月日をさあ、よこせ!
BSDと共に現れて、SysVとともに去ってゆく cshよそれはあんまりだぜ。
かむばーく、csh~
246:名無しさん@お腹いっぱい。
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すべてが FreeBSD になる
冷たい jail と docter 達
笑わない commiter
私的指摘 bug
封印
幻想の segment fail failed と
夏の
今はもう
奇数にして
有限と微少の
赤悪魔の BSD
人形式モナー
う…辛い。誰か頼む。
247:名無しさん@お腹いっぱい。
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へくる。なおす。落ちる。
248:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>237
本物の馬鹿っぽさが実によく表現できていますね(100点)
249:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>237
激ワタ。巧いねぇ。
250:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>237
これはレベルが高い
251:名無しさん@Emacs
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\documentclass[twocolumn]{tarticle}
\usepackage{picinpar,fancybox}
\textwidth=22zw
\thispagestyle{empty}
\begin{document}
\begin{window}[0,l,{%
\begin{minipage}<y>[c]{8zw}\ovalbox{\Large{天声人語}}\end{minipage}},{}]
>>237
\end{window}
\end{document}
252:247
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ちょっとだけ変更
>>237 の文の段落末の'。'を削除して、
空行を▼にすると完成
あとは platex にかければ ok
\documentclass[landscape]{tarticle}
\usepackage{picinpar,fancybox}
\textwidth=11zw
\parskip0pt
\raggedbottom
\thispagestyle{empty}
\renewcommand{\baselinestretch}{0.8}
\begin{document}
\setlength{\columnseprule}{0.4pt}
\begin{window}[0,l,{%
\begin{minipage}<y>[c]{6zw}\ovalbox{\large{天声人語}}\end{minipage}},{}]
ここに >>237 の文をいれる
\end{window}
\end{document}
253:名無しさん@お腹いっぱい。
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「CTスキャナーに使われているワークステーション」
ある日の事だった。僕は何時ものごとくコンピュータに向かっていた所、
家の電話が鳴った。家の者が話をし終えてからしばらくして、私の部屋のドア
がノックされた。
「病院から今電話があって付き添いが必要だって」母が部屋のドアを半分開き
ながら、コンピュータに向かっている私にそう呟いた。
「夜中も病院にいなくちゃいけないのかな?」私がそう尋ねると、母はドクター
がそう言っているのだと言った。
「今日は親戚の人が付き添ってくれるって言ってるのよ」
「---じゃあ、明日の夜中は誰が行くかは・・・」
「そう。まだ誰が行くか分からないの」
「じゃあ、僕が行こうか?僕なら構わないよ。夜中なら何時も起きてるし慣れてる
から」
家の者が数ヶ月前に具合が悪くなり入院しているのだ。
私は、特に大切な用事がある訳では分かったので直ぐにOKした。
254:名無しさん@お腹いっぱい。
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次の日、夕方に少しだけ仮眠をとってから午後10時過ぎに家を出た。
病院に着くと、何時もの騒がしさはなく、ロビーは静まり返っている。
警備員の人と軽く話しをした後、薄暗く明かりが照らされている廊下を歩きながら
病室に向かって歩いていった。
病室では家族の者が酸素マスクをしてベッドに横たわっていた。見るからに息を
するのが苦しそうだ。
深夜でも看護婦は24時間体制で患者を見ている。5階にある病棟には他にも
病室があり、手術をしたばかりの患者が寝ているそうだ。
いつだったか、夜の10時に見掛けた看護婦さんが朝8時か9時位に病室を
訪れた時、まだ仕事をしているところを見た事があったが、12時間も仕事
をしているのではないかと思う。そんな看護婦さんが今日は二人いる。
40-50代の人と20代の、どちらも女性の人だ。
255:名無しさん@お腹いっぱい。
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「○○さんちょっと我慢してねー」といいながら手際よく作業を進める若い
看護婦の姿を見ながら私は椅子に座っていた。今時の女性らしく髪を茶髪に染めて
いるし、制服を着ていなければごく普通のお嬢さんという感じなのだ。だが、やる事
見る事、私には全く分からない事をする。
血圧を測ったり、点滴を交換したり、喉に痰が詰まった所鼻からチューブを差込
んで掃除をする事などをいとも簡単にやってしまう。喉からチューブを差し込まれ
るのは患者としても苦しいのだろう、正直見ていて顔が歪む。
非常に辛い心境になる。
私などは血液を見ても血の気が引く思いなのだが、この看護婦のお嬢さんはそうした
事をいとも簡単にやってのけてしまうのである。私はこの若い看護婦にある意味尊敬の
念を持って彼女を見守っていた。
深夜2時ごろになり、何か飲み物が欲しくなり病室を後にしてロビーへと向かった
深夜の病院というものは、ちまたで語り継がれているような怪しい雰囲気という
印象は感じなかった。私が鈍感なせいもあるのかもしれない。
一階にあるロビーへ向かい自動販売機のところで一休みをしているとき、ふと私の心に
ふつふつと沸き上がる疑問があった。
「・・・病院内はどうなっているのだろう・・・」
この病院は救急車両などで患者が搬送されてくるためか深夜でも明かりがある場所
が多く、また警備員も24時間体制である。深夜2時過、歩く私の靴音がかすかに
廊下に響きわたる音を耳にしながら、病室に向かう途中、深夜の病院の見学をする事に
決めた。別に恐くはなかった。ただ何となく見てみたかったのだ。
256:名無しさん@お腹いっぱい。
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薄明かりの廊下を歩いていると、廊下の壁にポスターが貼ってある事に気づいた。
読んでみるとCTスキャナーやMRI、数種類のX線撮像装置や内視鏡などの医療機器の
簡単な説明書きが書かれてある。私は以前Linuxなどの可視化ソフトを試した事が
ある。この時MRIの断層写真を見て非常に興奮した事を憶えていたが、実際の医療現場
では見た事が無かった。
廊下を歩いていくと、深夜にも関わらずおきている患者さんがいる。眠れないの
であろうか、女性が子供を抱いている所に遭遇したりもした。
ある階の廊下の突き当たりには手術室があった。窓越しに中を覗いてみると深夜
にも関わらず明かりがついていて、心電図計が何台も設置されており、テレビドラマ
などでも見られるような大きめな白黒レントゲン写真が、明るく光っている大きな
壁のような所に貼り付けられたままになっている。
手術室に入ったすぐの場所は機械が置いてあったり、会議が出来るようになって
おり、その部屋からまた更に奥の所にかなり大きな手術室が2つある様子である。
入り口がほんの少し覗く事ができたが、ドアやスリッパや白衣などが置いてあり
衛生的に厳重な場所である様子が伺えた。
257:名無しさん@お腹いっぱい。
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時折、手術室に設置してある心電図計の中の一台の波形に乱れが生じて、波形がマイナス
方向に大きく触れ、機械がアラーム音を鳴らして赤いランプが点滅しているのが分かった。
遠くから波形を見ていると心電図の波形が明らかに途切れ途切れなのがわかる。リズミ
カルな波形をしておらず、一定でない。どこかの病室と無線LANで繋がっている
のだろうが、心電図がいよいよ変になるとそれと呼応してアラーム音も周期が
早くなり、ポーン、ポーンからポンポンポンと如何にも緊急事態が迫っているというリズム
になるのである。
「おい、だいじょうぶかよ」
私は独りつぶやき、周りを見回したが人が見当たらない。当直の人はいるのだろうが
私一人というのは心細い。
私はこれを見て血の気が引くというか、何とも言えない気持ちになった。という
のも私が心電図計と似ている機械であるオシロスコープを使う場合、対象は電子機器
などの”機械”を対象としているからである。
心電図計が人の命に直結している事を考えると、今まで機械を相手に波形を見ていた
私にとっては冷や汗が出てくる思いがするのである。
258:名無しさん@お腹いっぱい。
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私にはどうする事も出来ない話だが、心臓の鼓動の一喜一憂を気にしながら、
冷や汗を拭いながらその場をそろりと後にした。血の気が引く思いだった。
深夜の病院の廊下を歩いていると、ガラスで中を覗く事は出来るが、明かりが
ともっていないので様子をうかがう事ができない場所もある。
見た所、そこはMRI室の様子だ。
ふらふらと歩いてそうした部屋が何に使われているのかを見ようとしていると、
出入り口の様な場所に出くわした。
大きな病院ではあちこちに出入り口があるのだろう。あまり明るくないその場所を
見回っていると、横に小さなドアが設置されている。取っ手の所に霊安室への通路
と書いてある。どうやら霊安室というものはこの病院では他の建物にある様子だ。
「ああ、ここから行くんだ」
ふと言葉が出た。恐らく他の人ならあまり近寄らないのだろう、ましてや深夜になど
行かないだろうが、私はそう恐くはなかった。
ある意味、人生というものの縮図のようなものが病院で見られた、という気持ちで
いたのである。
259:名無しさん@お腹いっぱい。
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何度か病院を尋ね、苦しんでいる人をじかに見ると、健康である事、ただそれだけなの
に、とてもかけがえの無い事のように見えた。
病院から帰る道すがら、目にする人々の表情を目に焼き付けるのである。私が病気
で苦しんでいる訳ではないのだが、何となくそうしたかった。
真剣な顔、笑顔の表情、普通に携帯をしながら歩いている人、家のドアを
開けたりする何気ないしぐさや若い人が自転車に乗っている所やコンビニの前で
地面に座って何かを話している茶髪の若者、仕事で忙しそうな車の運転手など、
普段気づく事の無い、何気ない事なのに私にはそれがとても素晴らしい事なのだ
というように見えた。それすら出来ない人々がいるのだ。
私が何度か病院で目にした人、そういう人を目にする事がなければ、その差を理解する
事は出来なかったのかもしれない。
「彼らはその大切さに気づいているだろうか。私が見た病院での事は、人がいつか
誰しもが必ず通る道なのだろうか・・・」ふと、そう心の中で思った。
260:名無しさん@お腹いっぱい。
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そんな事を考えながら誰もいない薄暗い深夜2時過ぎの病院の廊下を歩いていると
誰もいないはずなのに、使用中という赤いランプがともっている部屋があった。
壁に張ってある札を見てみると、放射能でおなじみのあの奇妙なマークと、
CTスキャン室と書かれてある札の様なものがあった。
深夜にもかかわらず、使用中であるのは変だと思ったが、ドアが明けっ放しになっていた
ので中を覗くと、空調設備の低い動作音が聞こえてきて、廊下より涼しい空気を肌に
微かに感じた。人の気配はないようだ。
私は以前にLinux版のIDLを触った事もあり、コンピュータや技術などを
医学の方面で利用する事に興味が涌いていた。私はこの分野は専門ではない
ので素人程度の知識しかないのであるが、MRIの仕組みや画像処理の方法や
新しいアイデアなどを得意げに書いているホームページを夢中になって読んでいた
時期がある。難しい数式や物理の話題があり、私には理解する事は難しいなぁ、
とその時感じていてそれっきりであった。
私は誰もいないCTスキャン室の前の廊下に立ちすくみ、中を無性に見て
みたくなり、いてもたってもいられなくなってきた。
どの様な機械で、どうやって断層写真を得るのか、大型の機械で、しかも現場で
活躍しているその機械はどの様な構成になっているのか気になって仕方なかった
のである。
しかし、警備員が時々見回りに来るはずだし、あまり変な事をしていると
大変な事になってしまう。
辺りを見回してみて、誰も来る様子が無いようだし、ちょっと部屋を覗く程度
ならば大丈夫だろうと思い、しばらく考えた末、忍び足でそおっと中に入ってみる
事にした。
261:名無しさん@お腹いっぱい。
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CT室に入ると中は涼しく、丁度コンピュータの動作音と同じ音がしていて、
機械は動作中であった。微かにコンピュータの独特の匂いがする。
コントロール室と大型の機械が設置されている部屋の二つに別れており、
それぞれがかなり大きなドアで仕切られていた。恐らく不要なX線を外部に
漏らさないよう遮蔽するためであろうと思われた。
コントロールルームには、やはりというか当然のごとくコンピュータが設置
されている。
「何処かで見たようなデザインだなぁ・・・あっ、これはSUNのワークステーション
だ、でも何故かロゴがGEになってる」
良く見るとそれはSUNのUNIXワークステーションである。
このワークステーションに17インチくらいの高解像度モニターと大容量
外部記憶装置が�
262:レ続されていた。モニターはあまり見た事がないものであるが 高解像度のモニターのそれっぽさを際立たせている。 正直こんな所でSunにお目にかかるとは思わなかった。 CTスキャナーの本体を見てみるとGEのマークがついているので、 この機械はGeneralElectric社製だということが分かる。だから ワークステーションにGEのロゴがあるのだろう。 コンソールの下辺りには小さな本棚があり、英語のマニュアルらしきものと、 技術的な本が数冊置いてあった。
263:名無しさん@お腹いっぱい。
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GEといえば、古くはトーマス、E、エジソンが創立した会社である。
最近ではジャック・ウェルチ会長がその経営手案を評価されて、各種メディア
などで良く知られている。
この会社が医療機器を扱っているとは不思議な印象だが、過去にこの会社は
テレビなどの家電製品を扱っていた事もあったようだ。
CBSのインタビューによると、当時は日本製の家電に市場を押され、家電分野
からは撤退せざる終えなくなったのだそうだ。その過程で医療機器などに経営を
集中することとなり、現在の医療機器メーカーとしてのGEがあるのだと
私の記憶の隅に小さく残っている。
そういえばいつだったか、家の者が医者と話をしていると、医療機器のメーカーの
営業の人が頻繁に病院を訪れていたという話を聞いた。医者と話をしている途中に
営業らしき人が尋ねてきて、挨拶もそこそこに別の部屋に入っていくと言う姿を
よく見たらしい。
264:名無しさん@お腹いっぱい。
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そんな事をふと思い出しながらCT室の中を眠い目をこすりながら覗いてみると
、コンソールの下にVMEバスらしきボードが刺さっている四角い箱があるのが
見えた。
コンソールは電源が入りっぱなしで、画面には丁度脳の断層写真がモノクロ表示されて
いる。恐らく急患か何かで撮影した後、そのままになっているのであろう。
そのためハードディスクの回転音や冷却ファンの音がウンウン唸っており、空調も
そのままなのである。ついさっき誰かがそこにいた雰囲気をそのまま残していた。
患者の脳の断層写真は、何処か脳が萎縮している様子で、恐らく年配の方のものだと
思う。そのモニターの下にはコンソールがあって、コンソールにはキーボードが
埋め込まれており、トラックボールの様な物もあった。CT装置専用の操作コンソール
が用意されているわけだ。
それに加えて、PDAほどのオレンジ色のディスプレイを持った機器もそこにあった。
STANBYという文字がチカチカ表示されており、さながらスクリーンセーバのよう
である。
これは電波を利用したペンで機械を操作するもので、小型の端末らしい。
恐らくCTの機械の診察台を制御するものではないだろうか。
CTスキャナーに接続されたSunのワークステーションは恐らく撮影した画像の
保存や画像処理をするためのものなのだろうと思う。
残念ながらSunのワークステーションは動いていなかったので、どのように使う
物なのかは分からなかったが、私が知っているコンピュータが意外なところで
目にする事が出来てとても興味深かった。
もっと色々と見ていようかと思ったのだが、長居は無用と即座に部屋を出た。
辺りを見回してみると遠くに警備員がいてこちらを見つめている。
チラチラと警備員の方に目をやってみるが、エレベータの前に立ったままで
こちらをじーっと見ている。どうも気まずい雰囲気だ。
私はどうしようかと、一瞬冷や汗が出る思いでいたのだが、知らん顔をしていようと
心に決めて、廊下の壁に掛けてあるポスターをさも訳ありの様子で眺めていた。
しばらくしてもう一度警備員の方を見てみると、何処かへ行ってしまった様子
だ。一瞬どうなる事かと思ったがホット胸をなでおろした。
265:名無しさん@お腹いっぱい。
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こうして改めて現場で活躍している機械を目の前にすると、とても興奮するものだ。
とくに医療現場で利用されているという点が私を引き付けてやまない。
それは何故だろう?
シリアスだから?
人の命が掛かっているから?
高度な技術が用いられているから?
多くの人が本当に必要としているものだからだろうか?
幽霊のように深夜の病院内を回っていたら午前3時になってしまった。
何人の人がこの病院という場所を行き来してきたのだろう。そんな事を思いながら
病室に戻った。
行き交う人々もまた旅人なり・・・明日もまた長い一日になりそうだ。
266:名無しさん@お腹いっぱい。
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実話を元に書いてみました。
267:名無しさん@お腹いっぱい。
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まだ全部読んでないけど神!
268:名無しさん@お腹いっぱい。
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249-260の元ネタは?
269:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>249-261
うまいね。文体はオリジナル?
270:名無しさん@お腹いっぱい。
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あさあげ!
271:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>241
イイ!(・∀・)イイ!
272:名無しさん@お腹いっぱい。
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URLリンク(www.hiemalis.org)
> おおきな のっぽの フルタワー
> 課長さんの PC
> 7年 いつも うごいていた
> 課長さんの PC
>
> ウィン95が 売れてた頃に
> かってきた PCさー
> 今は もう 売ってない
> ゲートウェイ
273:名無しさん@お腹いっぱい。
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スレリンク(jisaku板:131番)
> おおきな容量のDTLA
> 俺のDTLA
> 3年 いつも動いていた
> ご自慢のDTLAさ
> 3年前のある夏の日に
> 買ってきたDTLAさ
> いまは もう動かない そのDTLA
274:名無しさん@お腹いっぱい。
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おお、新しいタイプだな うまいにゃ
275:名無しさん@お腹いっぱい。
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あげ
276:名無しさん@お腹いっぱい。
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>>241
45歳の地図イイ
277:名無しさん@お腹いっぱい。
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保守
278:名無しさん@お腹いっぱい。
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愛するサーバが死んだときには
リプレースしなけあなりません
愛するサーバが死んだときには
それより他に、方法がない
けれどもそれでも、業?が深くて
なほもながらふことともなつたら
放置の気持ちに、なることなんです
放置の気持ちに、なることなんです
愛するサーバは、死んだのですから
たしかにそれは、死んだのですから
もはやどうにも、ならぬのですから
そのもののために、そのもののために
放置の気持ちにならなけあならない
放置の気持ちにならなけあならない
279:名無しさん@お腹いっぱい。
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元ネタきぼーん
280:名無しさん@お腹いっぱい。
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春日狂想