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芸能活動休止中のダウンタウン・松本人志が“身内”とイザコザを起こしている。
事の発端は、7月11日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)による松本と週刊文春の裁判に関する放送。これに問題があるとして、松本の代理人を務める田代政弘弁護士らが「不適切な偏向報道および事実に反する内容の報道があった」と抗議文を送ったと公表した。
この抗議は形だけのものでなく、放送倫理・番組向上機構(BPO)へ人権侵害を申し立てる準備を進めているという。
抗議に対して、読売テレビの松田陽三社長は7月25日の記者会見で、「事実関係について誤解がある」と述べ、基本的には謝罪や訂正を行わない方針であることを明かしている。
1993年から放送されている『ダウンタウンDX』は、開局30周年を迎えた同局を代表する長寿番組。片や、『情報ライブ ミヤネ屋』も看板番組のため、簡単に松本の主張を受け入れて謝罪や訂正を行うことはできない事情がある。
とはいえ、今後の対応に失敗すれば、『ダウンタウンDX』が打ち切りになる可能性もあると、テレビ関係者の間ではもっぱらだ。
制作会社幹部が、読売テレビと松本サイドの緊迫した関係を語る。
「松本さんは、過去に大人気番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)を、プロ野球中継が原因で打ち切りにしたことがある。局から連絡がないまま番組が差し替えられ、松本さんがブチ切れて突然終了となった。それだけに、『ダウンタウンDX』のスタッフは、突然の打ち切りがあるのではないかとヒヤヒヤしているようですね。現状だと読売テレビは『ミヤネ屋』を守ったことになるため、松本さんのプッツンがあるかもしれません」