20/10/08 11:50:09.72 vAGr3Mnc0.net
日テレでは社内評価の物差しが、世帯視聴率から個人視聴率へ移行した。
つまり、番組は世帯視聴率でいくら高視聴率を取ろうが、個人視聴率が
悪いと評価の対象にならない。
スポンサー、広告代理店も個人視聴率を重視している。
「世帯視聴率を気にするのは一般視聴者だけ」という時代になりつつある。
個人視聴率調査では、家族の誰が、どの番組を見ていたかを細かく計測している。
民放は導入に反対したが、スポンサーの強い要請に応じる形で調査が始まった。
それをスポンサーが望んだのは、商品のターゲット層が見ている番組を狙って
CMを流すためだ。
スポンサーが喜ぶのは若い層の注目を集めること。購買意欲が高いためだ。
特に歓迎されるのはF1だ。F1が多く見ている番組はCM料も一番高い。
シニア世代は貯蓄高こそ多いが、財布のヒモが固いので、敬遠される傾向がある。
その番組がどの世代によく見られているのかはCMを見れば分かる。
例えばサプリメントや介護用ベッドなどのCMが流れている番組は
シニア世代が主な視聴者だ。
「日テレは日曜午後8時台においてテレ朝の『ポツンと一軒家』に
『世界の果てまでイッテQ』が世帯視聴率で負けることが多いの
ですが、個人視聴率を見ると、ウチは若い層では勝っている。
だから、痛くない」(日テレ関係者)
ここ1、2年で個人視聴率の重視がますます進むのは確実。またビデオ
リサーチは2020年からTVerの再生回数の調査も始める。となると、
若者向けドラマは安泰だが、一方で2時間ドラマは二度と復活できないし、
年配の出演陣が多い刑事ドラマなども生き残りが難しいだろう。