13/12/18 21:37:19.96 E1qOcKgeO.net
それではこれまでの点を踏まえ、改めて鉄道研究部の存在意義を見直してみる。社会へ進出するに当たり学力だけでなく、それに伴い精神面も成長させることを目標とする学校教育の各現場。
どの学校でも同種の風潮はある中でカルチャー系部活の存在は至って邪道という意見が多数を占めている。
学校側は集団生活に溶け込めない生徒の駆け込み寺として存在する部活は生徒の精神面そのものを育成する教育理念に反していることを感じていながらにして部活の存続を認めなければならない。そうした歯痒さを感じている所だろう。
無論、鉄道研究部の存在そのものを否定する声は無くても、部に所属していることでクラスやその他の催事への関心が薄れるため、社会性が培われないことは事実。私は声を上げてでも声明を発表したい。
「鉄道研究部が若者を弱体化させる」
と。
あの日、私が鉄道研究部への入部辞退を進めた女子部員。被差別部活の泥沼に嵌ることなく有意義な学生生活を送った彼女の今を知る者は誰一人としていない―。