20/06/12 01:53:45.83 ag98cvd30.net
PVCから塗膜への可塑剤の移行は、
(1)本体から直接塗膜に移行
(2)空気中に揮発した可塑剤が行き場がなくて表面側に付着(いわゆるブリード現象)
の2種類がある
どちらも2010年以降のクエン酸系可塑剤PVCなら起こりにくいが、リスクは無くなってない
(1)はPVCが塗膜に直接触れてなければいいので、下地が溶きパテのサフ(タルク)でも防げるけど
(2)は外側からくるから、下地がアクリジョンだろうがVカラーだろうが防げないよ
例えばVカラーの商品説明の他の塗料の下地に使えるってのは(2)を防げるって意味じゃない(PVCという素材自体(2)を完全に防ぐことそのものが不可能)
可塑剤の行き場があればいいので、通気をよくしておくことだけ特に注意
クエン酸系(新しめのPVC)なら部屋の外気に触れる棚とか、一面が解放されたケースに置いておけば充分だと思う
収納すると隙間の多い紙箱とかでも結構こもってくる…