22/10/15 12:02:59.18 xkE0xmPu.net
>>19
参考になるやろ?
URLリンク(uec.usp-lab.com)
松浦智之著、「第八回 ユニケージエンジニアの作法」より加筆修正後転載
松浦智之でググれ
コンピュータ言語は人間のための言語
その作法を伝える前に一度考えてみてもらいたいことがある。
コメントを記すための仕様は、プログラミング言語はもちろん、HTMLなどのマークアップ言語や、
問い合わせ言語の一種である正規表現まで、ほとんどすべてのコンピュータ言語で規定されている。
☆コメントを記すための仕様 ☆コメントを記すための仕様 ☆コメントを記すための仕様
まるで、その規定がなければコンピュータ言語として失格であるかの如くの徹底ぶりである。果たしてこれは一体何故なのだろうか。
筆者はこう考える。コンピュータ言語とは、コンピュータのためよりも、むしろ人間のための言語であるからだ、と。
もし、人間のためよりもコンピュータのためが優先されるのであれば、
コンピュータにとってはまったく無意味で無駄で、しかも無視するのにも手間が掛かるコメント機能など、
積極的に廃止すべきである。実際、コンピュータのためといえるほぼ唯一の言語である
機械語(アセンブリ言語ではない)は、その通りになっている。すなわちコメントという命令が存在しない。
☆コメントという命令 ☆コメントという命令 ☆コメントという命令
この機械語という例外を除き、コンピュータ言語とは実に奇妙な言語だ。なぜならば、
コンピュータ言語を話せる(作文できる)のはコンピュータではなく人間だけであるからだ。
コンピュータは、それを聞いて態度を示すのみ。話し返すことができないのだ。
そんなコンピュータ相手に会話を成立させるには、コンピュータが示した態度を汲み取りながら、
過去に自分や他人が話したコンピュータ言語を自分で読んで、新しい内容を再び話してやらねばならない。
話しもするし、聞きもする。よって、コンピュータ言語により深く関わっているのは、人間の方なのである。