21/08/27 10:59:54.88 TeiUhzzT.net
>>580
「クレイーI」の設計者のシーモア・クレイは
イニシャルローダを暗記していて、
16進のキーボードで入力してみせたそうだ。
和田英一先生も和田ローダを暗記していたとか。
i4004 の設計者島正利さんは、
トグルスイッチでマシンコードを入力したというのを
NHKの『電子立国 日本の自叙伝』で再現していた。
「Drパソコン」の宮永義道さんは、ナショセミのSC/MP2 というチップで
最小構成のコンピュータを作り、「入力の単位はビットだから、スイッチが
いっこあればいいのだが、それだとタイミングを取るのが難しいので
泣く泣くスイッチを一個増やした」「出力は電線の端をつまんでビリッとくれば
1で、こなかったら0だが、豆電球をつけることにした」と雑誌『I/0』の記事に
書いていた。
なお、こういう「ビット列を入力する」(バイナリでマシンコードを
直接入力する)タイプの "言語" にも名前があって、
「オンオフ(on-off)」という。