21/08/20 21:30:16.56 T5ICWOLv.net
中西 正和・大野義夫『やさしいコンパイラの作り方』
(共立出版株式会社、一九八〇)という本があって、
その中に「BITCOM」という仮想マシンが出てくる。
普通は CPU 内部のレジスタとメモリ(弧億領域)は別なんだが、
BITCOM ではメモリの中に割り当てられていたりして、
昔のミニコンピュータとかの形式をなぞっているらしい
(いわゆるスーパーミニは、リング保護とかいった機構があるので、
システム領域に触ろうとするとトラップで引っ掛けられて
システムが落ちる)。
昨今(つーても何十年も昔だが)の CPU は、レジスタはレジスタだし
最低番地は割込ベクターだったりするので、
今様(いまさら、ではなくて、いまよう)の CPU に合わせた仮想的な
ハードウェアがあっていいと思う。その上に、Java の JVM みたいな
システムコールを含めて仮想マシンを作り、その上に
教育用の言語を載せる、とかいうのは、処理速度に関する問題を
度外視したら、それほど難しくはないように思うがどうか。