19/10/01 11:09:51.43 ZA6pNaC0.net
ここはシェルスクリプトのスレ
つまり可搬性とはシェルスクリプトの話をしてる。
シェルスクリプトではよく外部コマンドを呼び出す
しかし外部コマンドはOSによって違う。
特に基本的なコマンドは、各OSでバラバラに作っていたり
独自の修正を入れており複数の実装があり微妙に動きが異なっている。
例えば、LinuxのsedとMacのsedでは使える命令が違う。
POSIX準拠のコマンド(もちろんオプションなども含む)で規定されてるものだけを
使っていれば可搬性はそれなりにあるが、それでも完璧じゃない。
例えば組み込みで使われるbusyboxはPOSIX準拠コマンドのサブセットが実装されてる。
だから本気で可搬性を高くしようと思えばPOSIX縛りでも不十分。
POSIX準拠のコマンドが信じれない。という前提にたてば
思い切って外部コマンドすら呼び出さない、完全にシェルスクリプトだけで
実装するのがもっとも可搬性が高い。
もちろん限界は有るので実際には出来る限りシェルスクリプトで作って、
外部コマンドは必要最小限、必要に応じて互換性を吸収するようにラッパー関数を作る。
ということになる。