17/07/19 01:57:20.58 Q4K+dCVc.net
>>750
①TCPのオーバーヘッドは送受信の処理が重いことが主で、別にそれほど帯域を浪費する訳ではない。
ヘッダによる消費は、UDPだと1500バイト中28バイト、TCPだと1500バイト中40バイト。TCPだと適宜ACKが返ってくるが、それも各パケット数十バイト。
送受信側の処理速度向上が大きい。
②UDP向きかどうかは当然何をしたいかに依る。
TCPの処理が邪魔になる場合(遅延やパフォーマンス等の理由で)、「何もしない」UDP上に独自の実装をする。TCPで問題ないならTCPで良い。
信頼できるストリーム通信が必要なら、結局UDP上にTCPもどきを作ることになるだけ。
③TCPの欠点に、RTTが大きいと遅くなることがある。海外との大量のファイル転送はUDP上の独自プロトコルで行ったりする。あと、TCPoverTCPはパフォーマンスが劣化するから、VPNやトンネリングはUDP上が良い。
また、コネクションレスであることは、NATやFWを越える時に便利だったりする。
④普通、何もしないUDPは、余計な処理をするTCPより遅くはならない。UDPで5Mbpsしか出ないのは、どこかのバッファが溢れているか、大きすぎるデータをsendしてフラグメンテーションを起こしているかどちらかの可能性が高い。