09/10/08 00:26:59 .net
Adaの凄いところは、Algol系のブロック構造を持つ、抽象データ型を
サポートする、統合開発環境(名前忘れた)がある、といったところ。
これらは、当時、膨らむ一方のソフトウェア開発コストに危機感を
持った米国国防総省が、生産性と品質を向上させるために取り組んだプロジェクトがAdaを生んだ。
今の技術常識からすると、上記のAdaの特徴は当たり前すぎて、どう凄いのかピンと来ないと思うけど、
これが20年以上前に作られたところが凄い。というか、
Adaは、現在のOO言語(+クラスライブラリ+開発環境)の基礎となるアイデアおよび技術の基になっ
ているのだ。
Adaって、言語仕様だけじゃなく、
処理系の正当性を認定するためのテストスイートや、国に認定を受ける手順まで標準化されてるんですね。
さすが軍用言語だ...
こんなのをみつけました
Ada Information Clearinghouse - AdaIC URLリンク(www.adaic.org)
Ada Home the Home of the Brave Ada Programmers (HBAP) URLリンク(www.adahome.com)
ところで、イベントや並列動作を記述できる、VHDLという、Adaの親戚言語があります。
これも国防総省言語なんですが、この言語は、LSIをつくるとき日常的に使われてます。