18/01/27 18:24:14.37 q4aBa2ct.net
The present of a dictionary
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何でしょうね。芸術は爆発だ!
冒頭の妙に目が大きい女の子とリアルにバカっぽい声と、それを打ち消す大音量の雨音。
でめげずに、最後まで観ることが出来たら、きっと凄い読後感を受けると思います。
ブラボー! クソフラ! ブラボー!
勿論、私は大好きです。
何処か壊れてるんですよね。背景のぎこしぃのキスや本のタイトルとか妙に凝っていて、でもそれ以前に頑張るとこあるだろってのがあって。
ところどころのギャグはひたすら寒く、シリアスに進む恋愛もの、と言う前提を壊しはじめます。
でも、辞書をめくる辺りで、凄まじいレインボゥを放ちます。
プレゼントに辞書っていうところで突飛ですよね。でも、そこで突っ込んだら負けです。
そこから、斬新な愛の告白が待ってます。
斬新すぎです。パラパラ漫画で告白です。
しかもギコとしぃが滑らかに動く。愛の告白とは程遠い妙なアクションも、心を揺さぶります。
一コマ一コマ愛情込めて、あの青年は書き続けたのか。
そしてバックには青春恋愛物を応援するハードロック。
手作りの贈り物に、感動しそうな場面の筈なのに、bloodとかkillとか叫んでます。
このパラパラ漫画と歌、手抜きなら「だめだろ!」とさとしそうなんですが、本編以上の労力と言うか気合を感じられて、笑うしかない。
更にそこから禁じ手とも取れる作者の言い訳が、添えられます。
(この作品においてはプラスですが、無難な作品を作ろうとしてる方は、作中での言い訳は止めた方がイイ!と思います。自信を持ちましょう)
そこでクールダウンとともに、この笑いもここで終わりかと安心します。
しかし、その後、余りにも凄まじい展開。いやー、凄いです。傑作と称されるギャグ作品でもこの高みには届きそうもありません。凄いです。