07/06/13 14:33:14 khW5X/Vf.net
俺的フラ板考察
昨今、フラ板の過疎化に歯止めがかからないが
これはもはや時代の流れであって、もう昔の活気は取り戻せないと思う。
なぜならば、flashmovie というジャンルがパソコンで見るエンターテイメントとしての
表現力に見劣りがするからに他ならない。
2002年頃からMADといわれるジャンルの作品は鍵関係作品など多数あったが、それは
一部の動画編集ソフト使いが、うたたね。MXなどを介して広まるだけの超マイナージャンルであった
それは、ソフトが高価、操作の複雑さ、公開スペースのなさ故にだと思う。
しかし、バンドルソフトでもある程度編集でき、youtubeなどの公開スペースも確保できる今
MAD作品が増えるのも自然な流れであると思う。
そして、その動きがflashへ波及してくる。
つまり、もともとflashを作ろう。と思う動機というのは、おおくの人の場合
ネットで俺の考えた面白いことを見せてやろう。というのがほとんどだと俺は思う。
そういった人が表現の種類を選択する時、プロの動画を取り込んでパロディにできる方法と
一から絵を描かなきゃならない方式とどちらかと言われれば、前者を選ぶことが多いと思う。
フラ板の場合、こういう発言をすると、そんなのは邪道、黒作品などと言われると思うが
絶対的なことは、プロの作品をいじったものの方が面白いんである。
これは逆立ちしてもかなわない。フラ板の悪いところはそういった事に目を背けることだと思う。
そして、大部分のネットユーザーは手のかかったアマチュアflash作品よりも、
見慣れたプロ作品をパロディ化した作品を支持されている。
そこで、浮き出てくるのがフラ板と一般ユーザーとの乖離である。
オープンなチャットなどのスペースで会話に出てくるflashというのは、「中村屋」だったり
「金太の大冒険」「滋賀佐賀」だったり特に技術的にどうこうという作品ではない。
その見た一瞬面白ければいい。という感じであるが、一般の人にしてみればそれでいいのである。
つまり、フラ板が突き進んできた高品質な作品のみを評価する。という風潮は
個人制作ならではの瞬間的な面白さや自由さを奪い取ったにすぎない。
そして、そういった瞬発力や自由がないという故に見る人も減ったのだと思う。