22/07/19 16:15:35.19 roCbVIJW0.net
>>689
(続き)
記者「3月12日の引退試合をご自身でやろうと思った理由を教えてください。」
内村「もともとは、2年前の3月に、自分の名前の試合をやろうとして、コロナでできなくなってしまって、それはまたやりたいと言ってたんですけど、そんな中で。僕も現役最後になるので、試合としてはちょっと難しいっていう判断をしたので、あそこで今まで体操選手が引退するときに、引退試合というか、その最後の舞台をやった選手はいなかったので、そういう場を自分で作って、やるっていう。
これを引退していく選手たちにはスタンダードみたいな目標にもしてもらいたいってのがあったのでは、なかなかみんなできることじゃないと思いますけど、これだけ結果を残して体操をやっていけたら、こういうこともできるんだよっていうのを、みんなにも伝えたかったっていうのと、やっぱり僕自身は、オールラウンダーっていうのでずっとやってきたので、これ本当に最後の最後6種目をやって終わりたいという気持ちがあったので、そうしたいなと思って、やろうかなと思いました。」
記者「引退を決意したあとに、また練習で追い込んで6種目やるっていうのは、相当つらいことだと思うんです。けれども、そこにあえて、その6種目に最後の最後にこだわったっていう思いっていうのは、どんなものなんでしょうか?」
内村「やりたくても、やっぱり6種目で、もう代表が目指せないから鉄棒で目指しただけであって、僕としてはやっぱり、どんな状態でも6種目は絶対やっていきたい。やりたいっていう気持ちがあったので。今回の東京オリンピックを目指すまでの過程が、今まで皆さんが見てきてない部分なだけであって、僕は、常に6種目はやりたいと思ったし、練習もやってたので、まあやることは普通だと思っています。
もちろんきついこともわかってるんですけど、体操は6種目やってこそっていう気持ちもあるし、後輩たちも、そこはずっと受け継いでいってほしいところでもあるので、あと、心底好きだからっていうところがあるので。
最後を鉄棒だけやって終わるっていうのも、自分としては、自分が自分じゃないような感じがするので、6種目やってこそっていう思いが強いですね。」