22/07/19 16:13:45.71 roCbVIJW0.net
>>687
(続き)
記者「これまでの体操人生の中で、最も熱く盛り上がった瞬間、いつの演技になりますでしょうか? そしてその理由も教えてください。」
内村「2つあります。2011年、東京でやった世界選手権の個人総合決勝全6種目と、リオオリンピックの個人総合の鉄棒ですね。今でも感覚とか、見た視界とかが記憶に残ってて、2011年の世界選手権はもう、今まで感じたことないぐらいのゾーンを感じて。朝起きる2~3分前、もうすぐ目覚めるのみたいなときあるじゃないですか。それぐらいからもう、きょうは何をやってもうまくいくっていう感覚で目覚めて、試合が終わるまですべて自分の思い通りに行ったっていう感覚があって、あれはもう、一生出せないっていうのを、そこでもう、これはもう一生出ないなっていうのを感じたし、ここまで自分の思い通りに行くことはもうないかなっていうぐらい、すごい日でした。
あと、リオオリンピックの鉄棒に関しては、まああれだけの点差を逆転できたっていうのもそうなんですけど、やっぱりオリンピックの体操の歴史にも残せる激闘をオレグ(・ベルニャエフ)選手と、オリンピックの会場を2人で支配できたっていう雰囲気を感じられたのが、すごく今でも記憶に残ってるので。
その2つは、絶対にもう今味わえないだろうなっていうのを、そこで感じてましたね。」