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非の打ちどころなし=限界に迫る羽生-フィギュアGPファイナル
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男子SPで演技する羽生結弦=10日、スペイン・バルセロナ(AFP=時事)
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とてつもなく高いレベルで、悠々と自分を超えていく。ショパンのバラード第1番を演じた羽生のSPは非の打ちどころがなかった。世界歴代最高を4点以上更新。2週前のNHK杯で出した驚異のハイスコアがもう、過去のものになった。
2度の4回転は、完璧だった。冒頭のサルコーは軽やかで、続くトーループは3回転との連続ジャンプで空気を切り裂くように鋭かった。
いずれも出来栄え評価で3点満点。表現面で「演技と実行」を評価する項目に満点の10点が付いた。「積み上げてきたものは無駄ではない」。2季目となる曲に技がかみ合い、プログラムは熟した。
SP、フリーともに世界歴代最高を大きく塗り替えたNHK杯の余韻を振り払うのは、簡単ではなかっただろう。「NHK杯の評価を超え、あの演技をもう一度しなくてはいけないというプレッシャーはあった」と認める。
その重圧をうまく制御し、推進力へと変えたのはさすがだった。
オーサー・コーチは演技を絶賛しつつ、「彼は自分に厳しい。改善すべき点を何か見つけるだろう」と言う。羽生は最高難度のレベル4を取れなかった終盤のステップを課題に挙げた。
「一つ一つのエレメンツ(要素)が完璧だったと言われるように、さらに磨く」。限界に迫った得点は、まだ伸びる。
(バルセロナ時事)(2015/12/11-09:12)