NG NG.net
❄世間は冷たい❄
2:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
イキモノ「うおッ…寒ッ…」
ツンドラ「寒くてトーゼンでしょ?そういう気候なんだから」
イキモノ「なぁ、ちょっとだけ暖かくしてくんない?」
ツンドラ「バッカじゃない!?何でアタシがアンタなんかのために温度上げなきゃなんないのよ!!我慢しなさいよね!これくらい」
イキモノ「ケチ」
ツンドラ「フンッ!どーせアタシはケチな気候ですよーだ!!」
イキモノ「……ヤバ…なんか寒さで意識が朦朧として…」
ツンドラ「えっ!?アンタなに言って…」
イキモノ「モ、モウ……うごけな………ス…………」
ツンドラ「ちょ、ちょっと!?ウソ…!?」
イキモノ「………」
ツンドラ「ねえ!!起きなさいよッ!!ねえってば!!」
イキモノ「………」
ツンドラ「ねえ!なんとか言ってよ!!もっと暖かくしたげるから!だから…!だから起きてよ…
……しんじゃ…しんじゃやだよぉ………」
ツンドラ「グスッ…アタシのせいだ……ア、アタシが、こんなに…寒くしすぎたから……ウウッ…ヒック…」
ツンドラ「ゴメンね……ヒック…ゴメン…グスッ…」
イキモノ「………ふあぁぁぁ………ん?なんかちょっと暖かくなってんな、地面も融けてるし…」
ツンドラ「ヒック…グスッ…………って、ア?アレッ?アンタなんで動いて……!?」
イキモノ「へ?いや、冬眠してただけだけど…?」
ツンドラ「とッ、冬み……なっ!?なによソレ!!?」
イキモノ「そりゃ、あんだけ寒けりゃ冬眠くらい……ってオマエ、泣いて…」
ツンドラ「ウ…ウルサイウルサイっ!!もう、あんたなんか知らないんだから!!」
イキモノ「わ、ちょっ!!また寒ッ!寒いって!!」
ツンドラ「ふんッ!!」
3:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
俺はいらない
4:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
自分を救えるのは自分しかいないんだってこと
俺は運良く助かったが手遅れになれば不安とストレスに潰されて何も見えなくなる
壊れる前に救えるのは自分しかいない
冷静に考えたら職場の周りの連中はみんな異常者だらけでね、それを当然と思ってはいけなかった
5:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
じゃあバイバイさようなら
もう二度と戻ってくることはないだろう
6:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
他人はいつも良い思いをシている
たま煮悪いことがあってもそれは一時のことで
どこかで必ず報われている
7:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
NG NG.net
人生とは運である
親が大きな病気にかかって
やったぜと思うやつがいる一方で
シクシク泣くやつがいるわけで
まさにバランス調整と言えるだろう