16/02/16 20:32:38.31 発信元:221.139.253.135 .net
…と、ここまで誉めたのに何で星二つなんてしょっぱい評価になったのかと言えば、これはもう話の動かし方に呆れたからだ、と申し上げざるを得ない
今回「神」イグノラを中心として天使たちの世界が如何に生じたのか、という背景がセフィロト絡みで明かされるのだけど、これがもう話にならない
全部が長ったらしい説明台詞で片付けるって、どういう事?まあ、小生の劣化の始まった脳味噌が情報処理に追い付かないという事は大いにあるが
下手っぴなSFもどきの話が主としてライラの口から垂れ流されたと思ったら、それが延々と続き、主たる登場人物はその間ほとんど動きもせずに
聞いているだけって…これはもう小説とは言えない。ただの情報の羅列ではないか!登場人物の動きで生じる人間関係の変化を描くドラマとはかけ離れた
SFにありがちな「設定バカ」的な世界観の説明でここまで10巻以上続いて来た話の世界観を更に肥大させた上に読者に納得して貰おうって…
作者自身が停滞した話を一気に動かそうとして焦った挙句、最悪手を打ってしまったとしか思えなかった。世界観が肥大するどころか崩壊したと言っても良いかと