20/04/21 23:55:43.71 Y5teNJk30.net
>>359
(後日、 件の店の前に立つ天道と樹花。 店先に飾られたイタリア国旗がはためいている)
天道 「この店か……」
樹花 「うん、 この店のせいで、 亜美んち、本当、大変みたい。
…でも、どうしたのかな。 行列が無くなってる」
(先日まで長い行列が出来ていた通りは 閑散としており、 人気が途絶えている)
(唯一、 黒い傘を差した女性が 天道達の背後を通り過ぎていく…)
(早速、店に入り、 客席で 店主に 流暢なイタリア語で 料理を注文する二人)
天道 「『マグロの 目玉が飛び出るほど おいしいマグロの野菜添え』 をもらおうか (イタリア語)」
樹花 「『わたしも!』 (イタリア語)」
(イタリア料理店の厨房。 まな板の前で、二本の包丁を 物凄い速さで振るっている流しの料理人 ・ 生簀一郎)
(驚異の包丁さばきで 一瞬の内に、マグロの赤身の塊が シーチキン状に捌かれる)
(仕上がりを確認し、満足げに ニヤリと ほくそ笑む生簀)