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第36話「イシモチ」 脚本：浦沢義雄 監督：岩原直樹
夜、乙姫は会長室に忍び込み、玉手箱の笛を吹いて金庫を開ける。だがハンマーが飛び出してきて乙姫を叩く。という夢を乙姫は見た
浦島家では、龍宮亭イシモチは「時そば」を演じていた。乙姫は寝不足で寝てしまい、「平和なハープ…」と寝言を言う
イシモチは下校中のタロー達４人を迎えに行き、乙姫の寝不足のことで相談する。タローも気になっていた
イシモチは、タローに平和なハープを取り戻すことを提案する。会長は社長に、南太平洋地域のリゾート開発計画の遅れの説明を求める
社長はバブルがはじけたと説明するが、関係ないと怒られる。会長にタローから電話がかかる。タローは会長を中央公園に誘う
会長は中央公園に来るが、網で捕まえらえる。イシモチは会長に、電話で社員に平和なハープを持ってくるように言えと命令する
イシモチのアイデア。会長は社長に平和なハープを持ってくるように命令する。会長は柱に縛り付けられる。社長と手下２名が来る
イシモチは平和なハープを受け取る。イシモチは偽物だと見抜く。社長は丸藤商事を乗っ取る
社長は、会長の命は龍宮城の諸君で好きなようにしたまえ、と言う。社長と手下２名は帰る
イシモチとタロー達は悩む。イシモチはこの事件から手を引いて帰る。タローは乙姫を呼んで今後の事を相談するために、笛を吹く
鯨大王、珊瑚女王、亀山はぶどう狩りから帰宅する。笛の音が聞こえたので、乙姫は中央公園へ行く
乙姫は、社長をやっつけることで責任を取る事を会長に約束する。乙姫は会長から会社に入る方法を聞く
乙姫はウェイトレスに変装して会社に入る。社長は会長室の椅子にふんぞり返って座っていた
乙姫が正装姿で「ログマ イタコタ」（不思議な言葉）を歌いながら現れる。会長は手下４名を呼び、乙姫をやっつけるように命令する
さらに別の手下が応援を呼ぶ。会長とタロー達も会長室に向かう。乙姫は手下を倒して社長に迫る
応援６名が来るが、乙姫は玉手箱の笛を吹いて吹き飛ばす。社長はその巻き添えで倒れて気絶する
会長は助けてもらったお礼に平和なハープを渡そうとする。だが乙姫は夢を思い出して、自分の手で取り返すと辞退して帰る
タロー達も帰る。会長は金庫を開ける。気づいた社長が会長を襲おうとするが、金庫からハンマーが出てきて社長を叩く。社長は気絶する
会長はなぜ金庫の仕掛けに気づいたのか訝しむ。乙姫とタロー達は「メソメソ」を歌いながら帰る
乙姫はイシモチに気づいて声をかける。イシモチは逃げて、みんなで追う。イシモチは捕まる
イシモチは謝り、お詫びの印に落語を一席聞かせると言う。浦島家でイシモチは「寿限無」を演じる。みんな寝てしまう
タロー「イシモチの落語を聞いたおかげで、乙姫の寝不足は治りました」
ロケ地：石神井公園野外ステージ