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第30話「アイナメ」 脚本：浦沢義雄 監督：岩原直樹
「サーフィン・JAPAN」をBGMに、海岸でアイナメがナンパしていた。浦島家では、乙姫とタロー達４人がかき氷を食べる
乙姫が玉手箱の笛でシロップをかける。鯨大王と珊瑚女王が軽井沢から帰る。龍宮城でこの夏、魚や貝のために軽井沢の家を一軒貸し切った
龍宮城は福利厚生が充実している。鯨大王と珊瑚女王は喧嘩している。亀山は乙姫にジェスチャーで事情を伝える
軽井沢の帰りに横川の釜飯を買って、中に入っているしいたけの煮物を取り合って喧嘩した。鯨大王と珊瑚女王は「シイタケ」を歌う
そのまま喧嘩別れをする。乙姫はこんな時、平和なハープがあればなあと思う。平和なハープは乙姫しか弾けない
乙姫が奏でるハープの調べが魚や貝の心を穏やかにし、龍宮城の平和を保つことができた。龍宮城が崩壊した時、平和なハープは行方不明になった
龍宮城を再建するには、なくてはならない物。「龍宮城の乙姫を捕えた者には世界一周のクーポン券を臨時ボーナスとして支給する」
アイナメにナンパされてた丸藤商事のOLは告知を見て、アイナメを利用して乙姫を捕まえて世界一周の旅をしようとする
アイナメのガールフレンドは宇宙開発用のロケットの試乗会を餌にして、アイナメに乙姫を招待させる。亀山は乙姫にジェスチャーで伝える
アイナメは龍宮城時代から有名なメスたらし。泣かされたメスの魚や貝も多い。それからこの話はアイナメには黙っていてほしいと
だがアイナメにばれて、亀山は頭を叩かれる。アイナメは乙姫をロケットの元に連れて行く
乙姫とアイナメは宇宙服に着替えてロケットの中に入る。ロケットのドアが閉まり、テレビに丸藤商事会長が映る
会長は、アイナメのガールフレンドは丸藤商事会社のOLだとばらす。乙姫は会長室に平和なハープを見つける。テレビが映らなくなる
アイナメのガールフレンドはロケットを発射させる
アイナメは宇宙の屑になるんだったら、一度でいいから乙姫をナンパしておくんだったと後悔する。アイナメはエッチな事を考えて乙姫を襲う
会長室で会長は、天体望遠鏡でロケットの中を見る。乙姫は玉手箱の笛を吹いて金だらいを出す。乙姫は金だらいでアイナメの頭を叩いて倒す
アイナメは「帰りたい」と泣く。アイナメをもっと泣かして涙で満杯にすれば、ロケットが重くなり地球へ落ちて行くはず
乙姫はアイナメに、アイナメに泣かされたメスの魚や貝を思い出させる。アイナメは泣き、ロケットは地球に墜落する
乙姫はロケットから脱出して、アイナメにこれからはメスの魚や貝を笑わせるように生きなさいと言う
会長は、アイナメのガールフレンドに世界一周のクーポン券を支給しようとする。乙姫が「ログマイタコタ」を歌いながら現れる。会長は人を呼ぶ
OL６人が来て、乙姫を捕えようとする。だが乙姫はマントを翻してOL６人を吹き飛ばす。アイナメのガールフレンドも吹き飛ばされる
乙姫と会長は口論になる。アイナメのガールフレンドはクーポン券を奪って逃げようとする。だが会長が渡さないので奪い合いになる
平和なハープは、南太平洋のフィジーの高級リゾート開発工事の現場から見つかった。会長が弾いても音が出ない。乙姫は平和なハープを弾く
会長とアイナメのガールフレンドは、奪い合いを止める。乙姫は帰ろうとするが、失神していたOL６人が立ち塞がる
平和なハープの音が失神していたOL達の愛社精神を呼び起こしたのだ。OL達と揉み合って、乙姫は平和なハープを落としてしまう
OL達は乙姫を社外に連れ出す。会長とアイナメのガールフレンドは、クーポン券の譲り合いで喧嘩していた
会長室には平和なハープが落ちたままだった