16/07/30 15:29:50.39 PT7ovZcS0.net
とくに画期的なのは、この映画が強く意識したであろう安保法制問題の、意図
的かどうかはともかく化けの皮をはいでしまっていることである。
具体的に言うと、日本単独で対処できない問題を同盟国や多国籍軍との連携
でカバーするという集団的自衛権の欺瞞と恐ろしさを、端的に表現している。
他国に頼ることでどれほどの国益を失うかを、きっちりと描いている。だから
日本は日本人で守らなければならない。日本人だけで守れなくなった時の絶望
感を、これほど正確に描いた映画はあまりない。この点は高く評価すべきであ
る。
特に亀吉くんとPには、この部分を百回は読んで欲しいのだが