18/06/10 11:58:29.97 MssRlYC9.net
>>733どうしてここで笑わせるんだと疑問に感じる人は多いけど、特に初期の筒井作品は、“コント的笑い”だと思っている。
それは読者と言うよりは“観客”を意識していて、舞台演劇をイメージしながら筒井は書いているんだと思う。
「笑うな」で言えば、かろうじて襖と分る小道具に隠れてる演技をする演者が、一人の演者が同時に舞台に上がってるという現実ではあり得ない役回りに観客も笑うし、
演者本人もクスリと笑ってしまう、ストーリーが進むと舞台全体が熱気と笑いに包まれる・・・みたいな、ドリフ全盛の時代の作品なんだよ。
たの作品も、読者は演劇を観ているようにイメージしながら読むとおもしろいんじゃないだろうか。