16/01/10 09:27:33.93 NvYv1adC.net
>>519
>>520
ヤンが矛盾しているのは戦争や軍隊に否定的なのにそこで結果を出してしまうことだ。
同盟という国家の永続性などはなから信じておらず、今現在の国家も市民の権利・生活
を守るための道具・手段に過ぎないと考えているのは作中でも再三記述している。
同盟滅亡イコール完全無政府でないのはロイエンタールによる統治その後の直接統治でも明らか。
結局は民主制か専制かのイデオロギー、統治理論の問題でしかない。
末期同盟が市民の権利を物心両面で軽視ないしは剥奪したのは明らかで、ヤンは建前の「民主主義」
を守るほどいい子ではないだけだ。銀河共和国が専制に転じたのは市民の怠慢だと批判していることからも
よくわかる。